『文化』を勝手に語る

トルコ紀行・18/振り返って総括

　トルコに行ってほぼ2ヶ月経過、残った写真から、もう一度振り返ってみる。
まずイスタンブール定番観光、ブルーモスク

イスタンブールは港町、さかなが美味い、船が漂う、海がきれい

オリエント急行の終点、ボスポラス海峡を渡ると西アジア、英語圏じゃないイスラム教

アナトリア、ヒッタイト、赤い川、架かる吊り橋

やはりカッパドキア

大地を削った奇岩

シルクロード、ラクダの隊商

宗教の歴史、迫害を逃れた信者たち

意外に簡単に掘っていける岩山の生活、雪の降る気候

こんな住居のこんな生活の歴史があったのだ

岩を削る、棚になる

夕日を浴びるとコントラストが増す

雪の中、不思議な造型

子供たちはどこでもいつも元気だ

都市も出来る、ひとも絵になる

このスケール

いい写真だ

気球とぼく

またまた空気感漂う、いい写真だ

またまた、またいい写真、褐色の大地

壺焼きケバブ、観光客定番昼飯、レストランの中央広間はベリーダンスの会場

ストレートな生き方、平均寿命は、65才
島々がギリシャ領のエーゲ海はどんなだろう
1ヶ月3万円の生活者たち、
次回はぼくもそんな長期滞在がいいかもしれない

トルコ紀行・17/帰路

　朝8時（出発4時間前）、ホテル「レガシー・オットマン」のロビーに降りると、ガイドのメティンが迎えに来ている。彼とは5日ぶりだ。
　メティンはホテルマンにチップを渡して、我々のスーツケースを持たせる。バスはシルケシ駅前に停まっていた。我々を最初に拾って、次のホテルへ。ホテルを全部で3つ廻って、今回のツアー客を拾い集めて、アタチュルク空港へ向かう。
　セキュリティチェック口まで付き添ってくれたメティンと分かれて、チェックインする。ゲートNOは、212
だ。時間に余裕は十分あるけど、もう何も買うものもなく、搭乗口前で読書、もうすぐ終わりを向かえる『新宿鮫』を読む。成田で買ってきた雷おこしが残っていて、それをいただきながら・・・
空港へ向かう左側は、マルマラ湾
やはり様々な船が浮かぶ

いつもこれには閉口する、セキュリティチェックに並ぶ

無事通過、212ゲートに向かう

様々な国籍の人たちが行き交う

タシケント行き、12:00発HY272便

212ゲート、ウズベスキタン航空、男性職員（左）が生の声で叫ぶ「タシケント！タシケント！」
必ず1度に2回だ

その声を聞きながら、雷おこしを摘んで読書して待つ

ターミナル開口部のデザイン、若干洗練されたハイテック感に欠けるのはいなめない

アタチュルク空港、さすがにバスでタラップではなさそうだ


帰りもタシケントで乗り継ぎ

地球の自転に乗って東へ進む
地平線じゃない、大気（雲）のラインがきれいだ

日本だ、象徴的風景の下界だ

荷物を受け取り税関を抜けて、無事帰国

今日は、浅草ドーミーインで宿泊
大浴場が待っている
先にまず、近隣で聞き込みをして店選び、日本酒にそば（寺方蕎麦・浅草長浦）古くて小さな店だったけど、都知事の石原慎太郎も来てるみたいで、大変満足の味だった。

脱サラのおやじのおでん屋さんで、風呂上がりには、もつ煮込みで一杯
やはり美味いよね

　なにか帰りはいつも早い。それに比べて、中5日のトルコ滞在はとても長い充実した5日間だったように思う。
　天候にも恵まれ、ガイドにも恵まれ、旅程にも恵まれたとてもいい旅だった。
　今度は、トルコエーゲ海をまわってみよう・・・

　（トップにあるような写真を載せつつ、最後、総集編につづく）

トルコ紀行・16/最後の晩餐

　ホテルに戻りロビーに入ると生の演奏が始まるところだった。
　トランペット、ピアノ、チェロの変則トリオ。スタンダードをやり出した。なかなかいいので、しばらくソファーに身体を埋めて、聞き入る。
　30分くらいだったか、その後部屋に入って一休み。
　やはり日本人、お土産はさんざん買ってまわったので、エジプシャンバザールは冷やかすだけで切り上げようと、それでも一巡りしてみることにする。そのあとで晩飯のレストランを目指す。
エミノニュ駅前広場の夕暮れ

エジプシャンバザール前でさらに夕暮れは深まる
そこにテントを張ってトルコ建国の英雄アタチュルクの特別展をやっている
ちょっと覗くと鉄砲の弾のキーホルダーが1リラ、思わず2ヶ買ってしまう

バザール内、ネオンがきれいだ

お茶屋の若者、ここでアップルティを買う
　この横の革製品屋さんで「俺のベルトは5リラだったよ」とアンダーパスの露店で買ったベルトを出して安さをアピールすると、ライターで火をつけてみせようとする。つまりそれはビニール製だということ言ってるのだ。
　そんなやりとりをしてまた同じところに戻ってくると、ぼくの顔を見るなり「5リラ、5リラ！」と叫び出す。そんな若者の一人でもあった彼。

エジプシャンバザールを出ると、コーヒーを焙煎したてのいい香りが漂っている。みるとその店に列を作って市民が買っていく
つられてぼくも200グラム？買う
一回りしてエミノニュ駅前広場に戻る

物色の後、イタリアンの店に入る
ちょっと寒かったけど、外席に

メニュー写真が美味そうで、わかりやすく、お手頃価格で充実している

そして出てきたナポリタン、美味

そしてトルコピザ、これも美味
ただイスラムなのか、アルコールが置いてないのだ
ここはワインが欲しかったね

パンは無料で付いてくる

　昼飯は鯖サンド、いい具合にお腹も空いていて、満足の夕食だった。
　さあ、あすは朝8時、ロビーに集合だ。荷造りもあるので早めにホテルに戻ろう。

トルコ紀行・15/再びイスタンブール・4

　1時間半のボスポラスクルーズから戻ってくると2:30だ。アジアサイドの緑に包まれた住宅街や桟橋のあるレストラン風景が鮮烈で、対岸の宮殿や海峡を眺めながら快晴の日差しを受けて、チャイでもいただきながら、のんびりしてみたい衝動に駆られるも、その術を思いつくことが出来ない。
　ガイド武留班が口癖でいっていた「これ『地球の歩き方』にのってるか」では、まったくノーマーク。ここまでその場の雰囲気とガイド頼りだったために、自分で状況切り開いていく気分になっていないのだ。
　今思えば対岸に再びフェリーで渡ってみるとか、バスで大橋を渡ってみるとか方法はあったと思う。
　まあ、下調べない行き当たりばったりの、のんびり町歩きが今日の目的でもあったから、仕方ない。
　フェリーを下船すると、乗船時の時よりあたりは、かなりの人であふれかえっている。さばサンドの呼び込みもうるさい。そこをやり過ごして、ガラダ橋に向かう。ガラダ橋は、真ん中をトラムが行き来し、車も片側2車線、歩道も幅広い。その幅広歩道から市民や観光客が釣り糸を垂れている。そこに混じって露天商もいたり、賑やかな大橋になっている。
　旧市街側から左側歩道を渡って、新市街へ、最初の路地がなにやら専門店が連なっていて楽しそうだ。左に曲がってそこを入っていくと、ほぼすべて金物屋さん街になっている。鍋釜包丁、のこぎりハンマー、電動工具、チェーンソー・・・
　100メートルくらい行くと道の真ん中で、段ボールに3.5リラと書いて雑貨類がワゴンに山積みした叔父さんに、人だかりがしている。
　おもしろそうなので市民に混じって物色していると、おもしろいものが出てきた。レーザーポインターとLED小電灯が一緒になったもの。使えると即買い。
　帰りは橋の反対側の歩いて戻る。橋の3分の1は、陸地部分で、橋桁の下は鉄道のガード下のようにレストランなどショップが入っている。途中で上からそこの下の部分に降りて、旧市街へ戻る。ちょうど喉が渇いていたので、レストランで海を眺めながらビールジョッキを空ける。
　おやつのお菓子大鵬がまだあったので、つまみにしながら、呼び込みのお兄さんにも薦める。ここのレストランは、ほとんどが魚料理を観光客相手に出している。

　そんな新市街とガラダ橋の散策を楽しんで、エミノニュ駅前広場で晩飯のレストランの物色をしていったんホテルに戻る。
ガラダ橋、歩道が釣り師たちでとっても賑やか

欄干には観光客も含めてレンタルの釣り竿でびっしり釣り師が連なっている。
中には大物を釣り上げている常連もいたりして、その場で買っていく人（ヒゲ）もいる。
それをナイフでさばいているところ
橋の上でこんな光景が繰り広げられている

この橋脚まで橋桁の下にショップが展開している

よく見ると車道片側3車線

金角湾上流方向、見えるのはフェリー

トラムは道路のセンターを走る
バス停もっふくめて停留所はやはり透かしたくなってガラスになる

バス停のバス路線図
かなり複雑

金物屋さん街、じっくり見たいところだったけど・・・

トラム停留所のガラス効果、停まっていないときの透明感

金角湾の海水はやはりきれいです
バルセロナもそうだったけど、地中海ってきれい
ゴミがないのがいい

橋桁下の目線から

レストランは通路に客席を出しているので、通りは狭くなる
席についてマルマラ海を見る

メニューは、ケバブと魚料理


エフェスビールと大鵬の奇妙な組合せ、美味いよ

鯖サンドの調理場


地上に上がる
モスクの出入りがさかんで、信仰の度合いを物語っている

エミノニュ駅前広場に面するレストラン
3人目のガイドモーゼが、美味しい店がたくさんあるよ、といっていたので期待できそうだ

ホテルへ戻る道すがら、お菓子屋さん
思わず立ち寄ってお土産を買う

たぶん宝くじやさん
夕暮れが迫る、さて出直して晩飯だ

トルコ紀行・14/再びイスタンブール・3

　旅には予想を超えた発見が必ずある。それは情報によってすり込まれた前知識とは全く別次元の発見になる。
　たとえば昨年行ったバルセロナ、ガウディにまつわることだけが一人歩きしているけど、基本的には地中海の風光明媚な港町で漁港で商業都市という今がある。
　今度のイスタンブールは、歴史的遺産ばかりに目が行くけど、実はいろんな人たちの生活があって、観光ばかりではない今の側面が当然ある。ボスポラスクルーズでアジアサイドの景観からそれを垣間見ることが出来た。
ガラダ橋下を潜る

行きはヨーロッパサイドを航行する
歴的建造物が続く

カッパドキアを去るとき、武留班にぜひ見学した方がいいと薦められたドルマバフチェ宮殿、今回はこのクルーズのあとは、もう時間がなさそうだ
そしてもうひとつ薦められたのが、このボスポラスクルーズ


ローマ時代からやはり海岸沿いは、海上交通を考えると絶好のロケーションになる

海岸沿いのモスクが工事中
工事シートはモスクの印刷されたシート

最初の大橋、日本のゼネコンが技術援助している
よく見ると陸側は吊り橋になっていなくて、陸地に橋桁を支える柱がいっぱい建っている

海上は冷たくて強い風が吹く
目一杯持ってきた物を着込んでいって正解だった

いろんな船が行き交う



　
　後半アジアサイドをず〜っと眺めてきて、あることに気がつく。
　海岸に向かう傾斜地に、ゆとりの敷地に建つ住宅が点在している。海峡の向かい側は、歴史的建造物の景色。海岸際にはクルーザー用の私設（たぶん）桟橋。そしてレストランのデッキ。
　日当たりの良い南斜面は、とても良さそうなのだ。つまり高級住宅や別荘地になっているのではないか。

アジアサイドから離れる

クルーズ終盤、ボスポラスから金角湾に入る

1時間半のクルーズ、ガラダ橋に帰ってきた
単に海峡横断するだけのものから始まって、フェリーが行き交う

ガラダ橋旧市街側の広場は、クルーズから帰ってくると観光客と市民でいっぱいに賑わっている

賑わいの中ガラダ橋に向かう

トルコ紀行・13/再びイスタンブール・2

　とにかく今日は1日フリータイム、朝食もゆっくりめになる。
　ぼくは大きめのスーツケースを愛用していて、帰りのお土産などをびっしり詰め込むと20キロの重量制限ギリギリになる。ただ行きは空きが十分あるので、日本から食料品を持ち込む。今回は、インスタント味噌汁ととろろ昆布、カップ麺2ヶ、ザラ自慢と大鵬のおやつ用のお菓子を入れていった。
　カップ麺は、最初のイスタンブールとカッパドキアで夜食にし、そして味噌汁は今日も朝食でいただく。
　
　ホテルを右に出てまっすぐガラダ橋横の船着き場を目指す。
ホテルのエレベーター、今風のガラス（ペアガラス）張りだけど、デザインはクラシック

エジプシャンバザール前の広場
国旗がはためいているのはアタチュルク展をのためか

振り返るとエジプシャンバザール

トラムの走る大通りを潜る歩行者用アンダーパス
トンネルの中では、両脇が露店でびっしり。ズボンのベルトを忘れていったので、ベルトをゲット、5リラ。
あとでエジプシャンバザールで、さんざん馬鹿にされる品物だった。

歩行者用アンダーパスを括って海側に出る。そこはガラダ橋左手、陸際の橋は2階建てになっていて、ガード下のように1階はレストランなど店舗が並ぶ

これが名物「鯖サンド」の船、横付けした岸壁が客席、呼び込みもいて活気に満ちている

右に英語、左にトルコ語「バリキ　エキメキ（魚のパン）」値段は5リラ（250円）美味、ヴォリュームもある

ボスポラスクルーズ、12リラ

乗った船は、13:00発

ボスポラスには大橋が二つ架かっていて、アジアとヨーロッパを結んでいる。
どちらも車専用。
その二つ目の大橋（上、黒海側）を過ぎたところまでいって戻ってくる
左下に金角湾ガラダ橋左桟橋をスタート、ボスポラス海峡を上（黒海側）にいって二つ目の大橋を超えてユーターン、今度はアジアサイドを下ってくる
おおよそ1時間半のクルーズ

トルコ紀行・12/再びイスタンブール・1

　トルコ航空国内線でカエセリからイスタンブールへ戻る。アタチュルク空港到着が7時半ころ、出口にガイドが迎えに来ていた。
　国内線でイスタンブールに戻るのはいいけど、ホテルまでの交通手段は何がいいのかと何回か最初のガイドメティンさんい確認していたら、最終的にこうなった。だってスーツケースガラガラとひっぱって、地下鉄やらトラムやらを移動して歩いくの嫌だものね。
　迎えのガイドはモーゼといった。それぞれに個性があって、ガイドとの付き合いはおもしろい。
　メティンは、iPhoneを操りながら対応は極めて紳士、まあ年齢的にもそれなりだったからか。
　武留班（ブルハン）は、開口一番ぼくの日本語はどうだ？とかぼくは漢字を何千字も知っているとか、劣等感の裏返し的言動で最初接してきていたけど、説明は早口でわかりづらかった。
　モーゼは空港からホテルチェックインまでの1時間も接しなかったけど、父親のことや今のシェアーしている住まいのことやを話す印象は、いかにも現代の若者という感じだった。
　三者三様だったけど、共通していたのはみんな丁寧で優しかった。

　この日も晩飯付きだったので、ルームサービスにしてもらい、チェックインして部屋に入った。
　ほっとしてバスルームにいって湯にでも浸かろうかと入ると、バスタブなしのシャワーのみ。日本人にとって湯船に浸かるかどうかで、疲れのとれ方が大きく違う。￥15000のグレードアップホテルなので、ここはやはり部屋の交換してもらおうと,旅行会社HISの24時間対応にTELする。
　するとまもなく交渉成立バスタブ付きに変更になる。さすがだ。
　きょうは移動もあって疲れたので、早々に寝ましょうとベットに入る前にカメラの充電と充電器を探すも出てこない。あれー、カッパドキアにおいてきてしまったか。
　この件も24時間対応にTELしておいて、ルームサービスいただきながら買ってきたワインを1本開けて、きょうはベッドイン。

　泊まったホテルは旧市街、オリエント急行終着駅シルケシ（3）から200メートルほど西にはいったところ。北へ200メートルで金角湾、次のトラムの駅エミノニュ（2）も。西へは100メートルでエジプシャンバザールとロケーションはばっちりのレガシーオットマン（4）。
　レストランは6階で、窓からは金角湾やボスポラス海峡を望む。（1）はボスポラス海峡クルーズの乗り場

丘側を見る

　朝の散歩に出てみる。東へ向かってシルケシ駅に向かう。まずはリラに両替して、トラムの走る大通りを渡ると駅舎がある。北側駅前の広場は、人が屯している。
イスタンブール初日グランドバザールでの両替は、1ユーロ=2.355リラだったから、ここの方が若干レートがいい

シルケシ駅舎前に昔の機関車が展示されている

オリエント急行の碑？

ホームは情緒漂う

発車案内、もちろん始発だから全てシルケシ発,
18分おきだ


ジェトン自動販売機

路線図、駅名が連なる地図はどこの国も同じようだ

切符売り場の窓口

どの国も同じ、駅前広場には、人が屯する

　戻ってホテル前を通過して西へ
エジプシャンバザールがある。そのまま行くとガラダ橋前エミノニュ駅前広場、テントを張って旗を掲げてアタチュルクの特別展をやっていた。

シルケシ駅前のトラム乗り場のジェトンの販売機

シルケシ駅前のトラム乗り場

ホテル、レガシーオットマン

モスク

ホテルの通りの先にミュージアム

その先のモスク？


さらに先にエジプシャンバザール、その間に建つ露店

モスクの入り口

モスクが右、エジプシャンバザールが左、その先にガラダ橋

　ここまで確認しておいて、散歩は切り上げる。朝飯後ガラダ橋先の遊覧船乗り場を目指して、ボルポラスクルーズだ。

トルコ紀行・11/カッパドキア・6

　世界三大料理のひとつがトルコ料理。ツアー5日目でわかってきたこと、定番はまず豆のスープ、そしてケバブ（焼き肉）、あと二つはフランス料理と中華料理なんだろうけど、トルコが驚くほど美味いとは思えないな。もっともそれほど現地で評判の店で食べてるわけじゃないので、当然かもしれない。
　それで今日昼飯も洞窟レストランで壺ケバブになった。郊外に新しく場所を求めて新築された様子で、その店はとても良かった。現代的なデザインテイストがさりげなく入っていて、「新しいのに古い」というもの。
　店主自ら客席に出てサービスしている。聞くと建築に12億円もかけたとか。デザインはお父さんだといっていた。
　つまり2代目、いいものをちゃんと造って投資し、きちんと回収していく。そんな感じがした。
客席ホールから玄関入り口へまでのアプローチを見る。50メートル近くはあったような気がする、その間に広い待合やトイレや厨房などが左右に枝分かれしている

広々とした客席ホールを中心にして、客席洞窟が四方にえぐれている
昼は琴のような民族楽器を演奏していた、夜はベリーダンスの会場になる

センターホールのシャンデリア

ホールを中心にして四方にえぐれた洞窟客席




洞窟にロウソクのの火、そして壺ケバブ
きのうのよりどことなく洗練された味だった

アプローチの途中の壁に何カ所か掘られたレリーフ

こんな風に長いアプローチに枝分かれした入り口がある
ここは厨房、横にトラサン（地元ワインの銘柄）のラック

　昼から3時くらいまで、まだ観光の時間がある。ただどうやら洞窟や奇岩の種は切れたようで、街に放り出されて、自由時間だといわれる。
　まあこちらも街を散策したいといっていたから、武留班にとっては好都合だ。

住宅地を走る、ワンフロアー1戸か集合住宅、屋根には太陽熱給湯器と煙突が目立つ

ワンフロアーに複数戸か、集合住宅

歩行者専用の道路

よく見かけた石炭ストーブ、そのお店発見

車はフランスかドイツ製が多く、たまに日本車も見かけた

ミナレットが1本の中心に建つモスク

アーチ門を潜る

前庭に屯する信者、語らっている

役場の建物、この階段、バリアーフリーになってないけど、下からエレベーターがあったんだろうか

街の中心にあるレストラン

小さい街なので、自由時間が余る。
武留班（ガイド）と待ち合わた場所の前に市民公園があり、そこのカフェでカッパドキア最後のチャイをゆっくりいただく。
1/2リラと庶民の価格

出発ボードの案内

そんなに乗客は多くなかったような気がする

スピーカーを通した案内ではなく、生声で叫ばれる

カエセリのターミナルビル、立派だ

18:15発、簡単な軽食が出た

イスタンブールまで約1時間、3日間充分満喫したカッパドキアともお別れだ

トルコ紀行・10/カッパドキア・5

　北の頂点にアヴァノス、西にネヴシェヒル、東にユルギュップ、この3つの街に囲まれた三角地帯のなかをグルグルと回っている。（vadisi=谷）

　旅行中はメモをアイホン記していた。5日目を見てみる。
　前回最後の要を得ない武留班の説明にこうある。「90ｍ2/105万ドル、15年/500リラ（25000円）/10％金利」
　なんかちょっとあわない気もするけど、住居は高そうな気がした。

浸食されたvadisi=谷

観光スポットには
必ずお土産屋さんの出店、そして茶屋にチャイ

トルコはいたるところに国旗が立つ

この街の役場

　三角地帯の観光スポットも最後になってきて、現在も現役の洞窟住居の街へ。
　たまたまか日本人は誰もいない。モスクもある小さな集落の山間に、洞窟住居が山頂に向かって連なる。標高差100メートル程度か、山頂に上がると熱気球が上空を流れてきた。

アプローチ駐車場

お土産屋さん

途中下の集落を見下ろす
モスクのミナレットが見える

頂上を見上げる

暑い陽射し、岩のなかは夏は快適なのかもしれない

けっこう荒れている

どこの観光地でも落書きは人間の本能的行為、なくならないだろう

頂上は近い

30分も登り切ると岩の大地

トルコで日本晴れ、谷の集落を見下ろす景色が爽快だ

気球組は朝早くの集合だった、ということはお昼のこの時間、デモンストレーションか・・・

さあ昼ご飯、モスクの裏の駐車場へ戻る
ぼくたちはワゴン車、レンタル自転車でまわる若者もいるんだね

トルコ紀行・9/カッパドキア・4

　カッパドキア最終日、イスタンブールへ戻るフライト18：15の3時間前くらいまで、きょうは街を中心にまわってみよう、となった。
　朝の9：00にガイドの武留班が迎えに来た。きのうまでのルノーのセダン（レンタカー）からベンツのワゴン（武留班の会社の車）に変わっている。ますます広くて快適だ。￥15,000のグレードアップは大変価値があった。
　さらに旅行会社HISの24時間サポート体制は、大変ありがたかった。初日の団体行動ではぐれたとき、ホテルのバスタブでクレームをいったとき、ホテルにカメラの充電器を忘れたとき、すべて的確に満足のいく処置をしてくれた。
　こんな風景のなか、オリーブ石鹸を買いたいというと郊外のマーケットに案内される

ここでお土産の石鹸など買う
地元市民価格で安かった

オリーブ石鹸を選んでもらったマーケットの売り子なのか娘なのか、記念撮影

ストーブを焚いていたので、燃料は石炭なの？と聞くとそうだよ、と。
暖房エネルギーにこだわっている身としては、見学したいので案内してというと、はりきって若者が案内してくれた。
裏の下屋部分が燃料小屋

燃料小屋の石炭（青）と薪（白）の買い置き

袋のなかは国内産（黒海沿岸）石炭￥7500/袋

こんなふう薪も25キロ袋売り、￥4000/袋

武留班に高級住宅街に連れていってというとショッピングセンターになる
こうゆう建物はグローバルで無国籍

2階窓からの景色

スーパーもテナントで入っていた

住宅街の景色、けっこうな価格だったけど、武留班の説明もいまいち要を得ず、忘れてしまった。