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2020年 11月 24日
オホーツク湧別で2棟長屋を建てている。 ぼくがアイディアをだして設計し、友人のみなみかわ製麺社長が自ら施工している。 大工さんは塩工場薪ボイラーのボイラーマン、元大工70才のKさんひとり。 戦後の典型的在来軸組(材積は最小限)で建ててきた大工さんで、寒冷地の高断熱高気密化住宅とは縁遠い人だ。 そこに、たまに社長だったり塩工場の社員だったりが手元につく。 そんな体勢で、無謀にも高性能住宅に挑戦しようと奮闘する様子は、たまに行って指導していてこりゃあ大変だな、と予感しつつも楽しくもある。 そこにはみんな一生懸命で、ものづくりの原点めいたものが、垣間見えるからなのです。 ![]() 発端は昔倉庫か何かが建っていた基礎が残っていて、これは使わない手はないと企業イメージアップを計るべく、寒さ厳しいオホーツクの地、快適な社宅を画策する。 ![]() 簡易型既存車庫を移動して、既存の基礎の上に基礎コンクリートを嵩上げした。 ![]() 高さにして35センチ程、大工のKさんと南川社長ふたりでコンクリートを打設する。 出来上がりの寸法にあわせて、図面のサイズを微調整、Kさんとふたりで墨出しする。 久しぶりに墨サシと尺金をもって、ポイントをとっていく。 修正は最小限に・・ (第1回目現場監理) ![]() 車庫の中で墨付けするKさん。 ![]() 段ボールに描いたKさんの『手板』、寸法を修正する。 ![]() 久しぶりに床断熱の施工。 あれっ、床の気密化はどうだったかな?とぼく自身も試行錯誤。 高断熱高気密の仕様から無縁だった大工さんに、いかに理解してもらうか。 これがこの工事の最大のポイントになる。 ![]() 既存土間コンクリートのないところはコンクリート板を代用する。 Kさん、初めてプラ束使用。 ![]() 窓位置を確定させて、柱が建っていく。 ![]() ![]() 梁(もや兼用)もかかっていく。 建て方はひとりでやったという。 ただどうしてもAB2棟は無理だったようで、とりあえず慣れるためにA棟だけで進めていくことになる。 < つ づ く >
by take2zeronine
| 2020-11-24 16:39
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