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2020年 03月 20日
建築の設計図は、実物大だと大きすぎる。 それで図面に表現する場合はどうなるか? 当然スケールを小さく縮尺して、描くことになる。 住宅の規模なら、1/100の縮尺で描く場合が多い。 特別な場合を除いて、エスキース(大まかな下書き、構想をラフにスケッチしたもの)の段階から、1/100で描いていくわけです。 建築の法的に提出する図面を確認申請図書というけど、その場合も住宅の場合、当社は1/100の縮尺が断然多い。 標準的大きさの住宅(30〜40坪)の平面図なら、1、2階がA3用紙1枚に表現できる。 (以前の青焼きの頃の用紙は住宅規模では、A2が多かった、今はA3) 次のステップとして詳細を詰めていく過程で、1/50、1/20、1/10、1/5、1/2、1/1(原寸)と大きくしていきながら、ディテールのデザインまで決定していく。 1/50 平面詳細図(手描き/のっぽろi邸)、表現の情報量も密度も、このくらい大きくなります。 主に開口部まわりを、平面的に切り取ってつめていく。 ![]() 軒先まわり詳細、1/10 の場合。 仕上げの図面は、シャープペンシル0.4ミリ芯で描くことが多いけど、これはなぜだか2Bの柔らかい鉛筆で描いてる。 ![]() ![]() 枠まわり詳細は、ぼくの場合 1/5 で定規なしが描きやすくて多い。 0.4ミリ芯のシャープペンシルに、マーカーも使ってる。 このくらい描いておくと、加工する大工さんは大変楽だし、全体に統一感が生まれ、デザイン的にしまって見えてくる。 あとは1/2とか原寸の場合、机上で描くことは今では少ない。 ミリ単位の調整で迷ったとき、確認のためにぼくはフリーハンドで原寸を描いてみて決定することはよくある。 設計事務所で現場の設計管理していた若かかった頃、事務所の所長に「とにかく原寸を描いて検討しろ」とはよくいわれていた。 原寸からディテールのスケール感が、一番養われるからだ。 東京時代のRCの住宅現場で、工務店のベテラン監督が大工との打合せのときに、その場で尺金(さしがね)を使って、原寸を描いて納まりを指示していたのをみて、カッコイイーと感化されたことがあった。 それがぼくの尺金原体験になってます。 * * * ひるがえって逆に縮尺が小さい場合・・ ![]() 敷地と建物の規模から適正な縮尺として、1/200(用紙A3)を選択して計画したケース。 ![]() 最終的に確認申請した配置図は、敷地(1000㎡ほど)を3つに分けて(この図では空き地が2つある)CADでなければ描けないような複雑で繊細なものになった。 Kヴィレッジ2期、作図は2004年、担当は白取そら。 ![]() よく敷地に納めた、というよりよく納まった。
![]() 敷地3,000㎡ほどの1部に10棟、敷地内道路があって用紙A3に1/500の配置図だとこうなる。 ![]() この縮尺感覚からバーズアイでイメージしたパース、同じA3用紙に・・ ![]() 用紙A4タテに1/500、3,000㎡ほどの敷地に建つ教会の配置図。 やはり敷地内道路ができる。 こうして考察してみると、縮尺感覚でスケール感を養っていくということがいかに大切か、ということにもなる。 * * * また一方では、縮尺の関するこんな話・・ 現場で図面を広げて寸法を確認する時に、寸法が記入されていないケースが、ままある。そんなとき巻き尺メジャーを当てて寸法を測り、縮尺からサイズの当たりを付けるということもできる。 たとえば1/100の縮尺で、スケールで当たると10ミリなら1000ミリメートルとか、1/50ならその倍というわけです。 だから1/150とか、1/300とかの縮尺はなるべく使わないということですね。 * * *
by take2zeronine
| 2020-03-20 11:45
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