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2019年 12月 12日
20世紀から21世紀、世紀を跨ぐことを前後して、さらなる性能アップが社会的要請にもなってきていた。 そしてコストパフォーマンス(コスパ)の追求・・ 結果、無駄をそぎ落としたシンプルなボックスの中に、豊かな空間を造り上げることに向かっていく。 そのためには「構造をデザインする」「性能をデザインする」ことが不可欠になる。 高性能なボックスの中に、見せられる構造をどう入れ込むか。 気密性能を優先して外張り断熱、内装は素地のまま。 一見お金がかかってないように見えるけど、実はキレイな素地を見せるためには丁寧な施工が求められて、手間がかかることになる。 材寸の統一も必要で、材積もアップする。 構造も兼ねた断熱パネルで壁屋根を構成するスーパーシェルを採用したとき、5面パネルのボックスにするのが最適と考えて、コンセプトをアイソメで表現してみた。 マークも考えた。 高性能なボックスの中、床下の熱源に新鮮給気が暖められて排気される。 コンパクトで省エネ。 ツーバイフォーや軸組など構造も変遷し、断熱も外張りから軸間へと様々なバリエーションをもっていく。 でも基本コンセプトは変わらずに至っている。
それが2006年M邸をもって、一応一区切りがつく。 考えてみると、これもまさにSuper Box のコンセプトである。 20年間いろいろな要素が付加されながら(特に南面大開口)、コンパクトで洗練さも増す。 「そうなんだなあ」と今改めて感慨にふける・・
by take2zeronine
| 2019-12-12 16:07
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