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2018年 12月 12日
ドカ雪ってほどじゃないんだけど、12月最初の週末、やっぱりねという感じで例年のように雪が間断なく降り続いた。 まあちょっと遅れてやってきただけで、むしろぼくはこれを待っていた。 岩見沢プロジェクトが雪の中でどうなって見えるか、という好奇心だった。 川俣正と雪って、ぼくの知る限りあんまりお目にかかっていないというのもある。 2日間降り続いた日曜日の午後1時過ぎ、歩くスキーを出してきて準備する。 アクセスルートは決めていた。 車だったら赤のルートだったんだけど、工事中だし高低差もかなりあるので、青ルートは以前から考えていた。 そもそもが道路用地に分筆されていて、先日撤収されたけど北電柱も立っていて電線も張られてていたような土地。 ぼくが到着したとき、たまたま入口のお宅でご婦人二人が除雪作業中。聞くとこの道路用地はまだ私有地とのこと。 「スキーで入っていっていいですか?」って聞くと「どうぞ、どうぞ」との返事。「学生さんたちが来て何かやってたみたいですけど、何やってるんですか?」といういつもの一般市民的質問。簡単に説明して、「よかったら貼って下さい」と車にあったポスターを差し上げる。 川俣正など全く聞いたこともないということだったけど、除雪を中断して大事そうに家に仕舞いに行く様子が好意的で、大変好感が持てました。 駐車の許可を得てスペースを確保し、さっそくスキーに履き替えて新雪の中を進む。 木々を抜けて、メイン道路から100メートルほど入ると、プロジェクトサイト。 後ろを振り返る。積雪50センチ程。 南側から回り込んで東サイドに出たところ。 降り続いてた雪がピタリと止んで晴れ渡る。午後2時くらいなのに、もうすぐ冬至が来るせいか太陽高度は極めて低いし、陽射しもはかない。 青い矢印のルートで遠巻きに周囲を回る。 澄んだ空気、白い雲、青い空、真白い新雪・・ プレハブ小屋まで回り込む。改修していて良かった。 力強い、美しい。 さすが、絵になっている。 ひとまわりして最後、南から。 ぼくの長い影・・ 1時間弱の滞在で、この時だけ青空が覗いていた。岩見沢プロジェクトのパワーなのかももね。 それにしてもこの空知平野の眺望、寒い分澄んでいて石狩湾まで見えそうだ。 デッキから見る、凍てつく真冬の眺望は、ウリになるかも知れない。
by take2zeronine
| 2018-12-12 08:11
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