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2018年 05月 08日
オリンピックにならって、万博も大阪にまた誘致しようという話があるらしい。
1970年の万博、あの狂騒をメディアで見ていたら、当時高校生だったぼくはとても現地に行ってみる気になならなかった。ただ大学で建築を学ぶようになって、見ておきたかったという後悔が少しだけあった。 お祭り広場の巨大な大屋根(丹下健三)に対抗するように建つ、これまた巨大な太陽の塔に感動するのは、ずっと後日になってからだった。 太陽の塔はテーマ館にもなっていて、その内部には世界各国から集められた神像や仮面、生活日用品などが展示されていた。 万博跡地の文化公園には、国立民族学博物館(黒川紀章)が建ち、太陽の塔の内部陳列品が移管された。その展示品の特別展が催されていて、その見学をしてきた。 京都へ向かう道程、大阪モノレールで途中下車、跡地だから当然なんだけど万博公園がこんなに広いとは思わなかった。 駅から圧倒的スケールの太陽の塔が出迎えてくれる。 (南茨木でモノレールから阪急京都線に乗換、京都烏丸まで特急で。関空や神戸空港より早い) 相当以前になるけど、初めて訪れたときはほとんど人影はなく閑散としていた。そのときは本当に、孤高の巨大さに魅せられた。 あの時代だから可能だった世紀の傑作だと思う。 開館当時は黒川紀章にあまり興味がなく、パスしていた。でもこのスケール感はいい。 東京都知事選に立候補したあたりから、人間性が垣間見えだして好きになった。余命を察していたのかも知れない。 規模がそうさせるのか、ゆったりしていてなおかつ密度も濃い。 しかも黄金、そして巨大だ。 やっぱり岡本太郎は異才、天才だ。 どんなとき(時代)でも、どんな地域(国)でも、どんな言語を話す民族でも、本能的に発想することは同じだってことなんでしょう。
by take2zeronine
| 2018-05-08 09:09
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