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2013年 12月 05日
緑内障は白内障と違ってやっかいな目の病気です。基本的に失った視力は回復しないといわれている。以前にも書いたけど、緑内障の所見は15年ほど前から指摘されてきた。
緑内障は眼圧(正常値10~21mmHg)との因果関係があって、ぼくの場合は13〜18くらいで正常値の範囲にあるけれど、どうもあやしい(正常眼圧緑内障)ということで、眼圧を下げる目薬を処方されて、視野検査を毎年受けてきた。 岩見沢の労災病院の眼科は、午前中だけ北大病院から、毎日日替わりで医師が派遣されてくる。(以前は手術日もあったし、医師ももう少し固定されていた)だからぼくはいろんなお医者さんの診察を受けてきて、検査結果を踏まえた病名判断は人によってけっこう違うものだということも経験したきた。 薬も思い出したようにしか点していなかったりしたら、眼圧も17〜18だったりする。視野検査の結果も多少グレーゾーンがあったりするだけで、厳しく叱ってくる先生もいたり、まあ大丈夫かな的な先生もいたり、ぼくはそんな反応の中で自分なりの診断をしたりしていた。 つまり、まあこれまでの検査結果からいって、このままの進行度合いなら死ぬまでに見えなくなることはないだろう、というもの。 その右目の結果右下半分にある黒い部分は、「マリオット盲点」(なぜか中央より下がっている)、上部がグレーなのは瞼の影響ではないか これを見てその日の医者は、緑内障かな(ドキッ!)。でも検査期間が空いていると要領を得ない部分でこうゆう結果になることもあるから、慣れているところでもう1度やりましょうか、ということになった。 これと比較すると右はやはりちょっとイマイチ ぼくの近視は右目が強くて、視力は0.04ほど。近視の人の眼圧は低めということで、正常眼圧緑内障は近視の人に多いらしい 2回目の検査までの間、目薬はほぼ毎日まじめに点眼、その結果か眼圧は左右とも12mmHg、そんなこともあってか、「この状態ならいいですね、目薬を点しながらまた様子見ていきましょう」とこの日の女医さんが言う。 ほっと安心 ここまで進行していても気がつかない場合があるのが、緑内障、恐ろしいです それにしても人間のメカニズムのすばらしさったら、すごいものだね。 よくここまで進化を遂げてきたものだと思ってしまう。地球も奇跡だけど、そこに誕生した生物系も奇跡だし、それを解明していく人間も奇跡だね。
by take2zeronine
| 2013-12-05 09:13
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