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2013年 11月 16日
物心がついてきてた頃から小学校くらいまでは、家業は木工場だった。
工場も含め丸太の置いてある土場や製材された材料置き場やらが広いエリアに展開していて、遊び場には苦労しなかった。 たいてい遊びの待ち合わせは、ぼくんちだった。 その広いエリアならどこに隠れてもOKという『泥棒ごっこ』という遊びは、丸1日かけても完結しない場合すらあった。ゴルフじゃないけどまさに日没順延。小さい頃から「賃挽き、ちんびき・・」って言葉は、よく耳にしていた。 昔は切った丸太の1〜2本を個人で持ち込んでくる人が、けっこういたんだと思う。 「あんたの爺さんに賃挽きしてもらった」という古くからの年配の知人に、あとになって(Uターン後)よくいわれたから・・ 材料の貴重な時代、敷地の木を切ったのか自分の山の木を切ってきたのか、それを製材してもらい自ら加工して使うことが、一般的なことだったんだと思う。そして時代は変わって、賃挽きしてもらう立場に逆転する。 きっかけはトヨエモンの間伐、賃挽き、ユーザーへ提供・・ 今回の原木は購入した丸太で、7.5mのエゾマツ、38〜44センチの末口(細い方)径とかなり太い上物。 ちょうど設計中の某木造中規模物件(2014年着工)で、4間スパンの梁材が必要だったこともあり、これを製材して使ってみようと思い立つ。 断面の大きな集成材から最終形は20センチ角の合梁なる。 < 白老篇 > 土場の丸太、昔のぼくんちの比較にならない広さ。 初めて尋ねるとどこいけばいいのか、全く分からない。 そういえばぼくの小さい頃の工場にもトロッコがあった。そこで遊んでは絶対いけないとよくいわれていた。(轢かれて大けがをする事故が多い) さすがにこのボリュームは迫力がある。 本機にセット、4人がかりだ。 慎重に外側から落としていく。 7〜8人の体制で、人がメインで効率のいい動きをしていた。 まわりの材は外壁板材を想定して、160×24、105×24でとってもらう。 完成品の搬出、台車で人力で運ぶ。 < 幾春別篇 > 白老ではなぜか挽けないといわれた。 ただしここで挽ける長さの限界は6メートルまで。 これが白老との違い・・ 半年だけど自然乾燥後、ここから直径24センチ程の円柱に加工して仕上げる。 結果報告は2014年秋までお待ち下さい。
by take2zeronine
| 2013-11-16 09:33
| ●トヨエモン/どこから来たのか
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