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2012年 07月 05日
基礎の鉄筋コンクリートの構造ができあがったら、掘った土で埋め戻していきます。 通常敷地現状の地盤を設計GL.に設定すると、地中に埋まる基礎のヴォリューム分の土は余ってしまうわけです。その土を捨てることを考えると設計GL.を現況より少し高く設定して、出来るだけ捨てる土の量を少なくする方が、コストダウンになります。ただ周辺とのバランスもあり(特に前面道路との関係)、高く設定すればいいというものでもありませんね。 今回は全く逆の埋め戻す土が足りなくなるパターンで、いかに少ない購入土でどれだけ設計GL.を高く出来るかというせめぎ合いのなかでの設計GL.設定でした。 それでも前面道路より設計GL.は、60センチほども低くなりました。 そんな中での基礎の埋め戻しです。 埋め戻しは、基礎の内部とその外周部に分かれます。 M邸基礎内部は、全面防湿土間コンクリートの住宅部分と防湿ポリフィルム敷き込み火山レキ押さえの離れとカーポートの切り込み砂利敷きの3種類です。 外周部は設計GL.の高さまで、購入土で盛り上げて整地です。前面道路からの雨水処理を考えて、道路側外周部には暗渠管を敷設しました。 仕上げは土間コンクリート、高さは外部設計GL.と同じレベル(先日の写真と比較、排水管の高さに注目) コンクリートの厚さ8センチ補強にメッシュ筋(6ミリ筋15センチ角) その下に切込砂利20センチ、防湿ポリフィルム敷き、外周部に断熱材90センチ幅(通称、内スカート断熱) 上はシンプルな外断熱(今回の離れ棟) そして下が、両側サンドイッチに内スカート(当社Q1.0(キューワン)仕様) 赤い熱領域の外への広がり方を見ると、一目瞭然で下が有利なことがわかる * * * そして打設日の今日、7月5日8:30開始、打設数量7.5㎥(呼び強度21スランプ15センチ水セメント比54.2%、JIS認定工場におけるこのコンクリートの製品情報は、いろいろな意味合いがあって奥が深い) 今週はず〜っと晴れで、雨のことはノーマークだった。 建築工事における外部仕事は、天気考慮なしには工程管理はありえない。そういった意味で施工管理者失格。 それが雨に打たれると台無しになる 運良く、ほとんど2回目の押さえを終えたときだったため、慌ててポリフィルムで表面養生する むしろこの方が、好天によるクラック防止には効果的になるので、かえって良かったかもしれない タイルを埋め込んだ得意の一発仕上げ 公開は後日、お楽しみに・・・
by take2zeronine
| 2012-07-05 14:39
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