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2012年 01月 04日
2010年年越し蕎麦は、「とりせいろ」だった。
2011年の今年は、「かもせいろ」にしようと思った。先日の蕎麦忘年会でいろいろ情報を仕入れたからだ。 まず鴨肉は滝川新生園、あいがものモモブロックを二個、わざわざ行って仕入れてきた。2個で900グラム、単価が220円で1980円だった。これがスライスされたものだったら、180グラム640円、単価は355円だから、ブロック肉だとかなり割安だ。『たちばな』みたいな営業店で、もっと大量に仕入れる場合は、キログラム単価になって、もっと安かったようだ。 ところで滝川新生園は知的障害者厚生施設で、あいがも肥育は、アニマルセラピーの考えによる、訓練作業の一貫になっているようです。 鴨肉調達で半分は出来たようなもの、つゆ作りはもう3年越しの年期が入っていて、みんなの掛け値なしの評判は、すこぶるいい。 かえしの砂糖とみりんは気持ち多めにして甘辛気味、ダシはいつものようにカツオとサバなどの混合でとる。暖かい蕎麦用と冷たい蕎麦用の中間の濃さに仕上げておく。 当日は事務所、「結ホール」、自宅の玄関と神棚の飾り物を終わらせたのが5時、鴨肉の解凍スタート、焦げ目の付けたネギ焼きとゴボウのアク抜きも段取り完了、秋山商店の志文産そば粉も入念にうつ。 あとは、つゆ本番を残すのみ。 大晦日の宴会に入る前に、この日が誕生日の弟のハッピーバースデイを簡単に行う。小さい時からいつも大晦日のために省かれていた誕生会、ケーキにローソクを立ててついに挙行されました。 「フ~ッウ、フ~」、パチパチパチパチ、「おめでとう!」シャンパンで「カンパ~イ!」 紅白歌合戦も佳境に入り10時半頃、母も眠くなり出して、年越し蕎麦「かもせいろ」のスタート。 つゆを鍋で暖めながらネギ焼きを入れ、沸騰しそうなタイミングで鴨肉、煮込みすぎて固くならないうちにゴボウも入れてさっと火を止める。モモ肉の脂が表面で輝き、臭覚視覚に強烈に訴えかけてくるから、もう美味いのは間違いない。 同時に蕎麦も茹で上げ、ちょっと太めの田舎そば風に仕上がる。聞くところによると製粉は、更科になる中心部分から殻の表皮近くまで、すべて一緒に混じったものだから、一番粉も二番粉もない。ゆえにちょっと濃いめの色合いで、そばの香りも強い。 その熱々つゆと田舎そば風麺との抜群の相性、忘年会での前哨戦がものをいっているのは明らかだ。 あえて聞くまでもないという確信があるにもかかわらず、思わず確認したくなる。 「どうお?」 「美味しい!」「美味い!」が連発される。 もう1度『レイモンド』の新年会で披露しておいて、次は『日日庵』、これ、これですよ、まさにこれをめざします。
by take2zeronine
| 2012-01-04 11:11
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