最新の記事
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... カテゴリ
全体 ●日日庵 ●新住協札幌 ●eベクトル/現在位置はどこ? ●e旅・街巡り/都市・建築 ●いえのえほん/その覚書 ●エンターティメント/感動感激 ●医学・医療/健康第一 ●トヨエモン/どこから来たのか ●しごと/プロであること 最新のコメント
最新のトラックバック
タグ
いえのえほん
日日庵
川俣正
三笠ふれんず
建築家シリーズ
三笠プロジェクト
結ホール
九間/ここのま
岩見沢プロジェクト
そば農園
新住協
北海道新聞
TKBストリート
7尺モジュール
メキシコ
自邸
キリスト教会
過去へ遡る
いえのえほん施工篇
健康第一
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2011年 12月 16日
ここ1週間、気がつくとこのブログ、毎日更新している。でも簡単にきのう途切れちゃいましたね。毎日書き続ける人に感心する次第。それでもスタートしたときは、1回/週くらいを目標にしていたことからいえば、一時期だけど、ずいぶんがんばったことになる。
それで話題は、今日の雪。 何年か周期で、やっぱりドカ雪に見舞われる岩見沢こと。本当はさらに東サイド、桂沢湖の手前にある三笠幾春別、ここが岩見沢の1.5倍は多く雪が降る。シーズンの累積降雪量はほとんど変わらないというけれど、印象では、その年によって、少雪多雪のイメージがかなりある。 今日も朝、窓の断熱ブラインドを開けると、真っ白く雪が舞っている。かなりの量だ。 今年は全国ニュースにも出るくらいの大雪で、初冬から一挙に1メートル超えだった。そんなとき比較されるのが、50キロくらいしか離れていない札幌(ここも西と東ではけっこう違うけど)で、積雪ゼロ。山があるとそのこちらと向こうで吹く風によって極端な気候になるという典型的な例だ。 朝の出勤は、夏だと車で5分くらい、今日はフロントガラスに舞ってくる雪で視界が悪く、10分くらいはかかった。こんな時は、道路を見ないで路肩マークを見て運転することになる。だから目線は下ではなく、上空を見ることになる。このマークのピッチはたぶん決められているんだろうけど、開きすぎているとそちらに気をとられすぎて、余計危ない。まあもう事故はゴメンなので、ゆっくり走ることになる。 経済活動も停滞する。 思えば1960〜70年くらい(ぼくの小中高校時代)までの印象は、もっと多かった印象が強い。たぶん除雪の機械化の発達がその印象を強くしている部分もあるけど、子供だから腰まである雪をこいで歩いていたとか、街の中でも軒下まで雪があって、その上が歩道になっていたとか、そんな印象が強烈だ。 馬そりがまだ公道を走っていて、車はまだまだ少なかったという時代を育ってきたからね。 毎度毎度、冬に訪れていると、やはりその降雪の多さに驚かされた。 道内平地では、ニセコ倶知安の多さに匹敵するのでは・・・ 機械のない排雪もままならなかった時代、推して知るべし。 この時期でここまでになるのは、10年に1度くらいかもしれない。 それで同じ北海道でも、雪対策には地域色がでる。 屋根雪の処理をどうするかという課題は、そのまま北海道の住宅の歴史でもあった。ここにきて屋根の落雪スペースが確保できないような狭い敷地においても、やっとそれなりの葺き方の工法が確立されてきたように思う。 なにせ雪もさることながら、雪のない時の雨の処理もある。自然に逆わらないないなら、素直にサラサラと雪が落ちるのがいいに決まっている。ただしその落ちた雪で、その外壁面が埋もれてしまうようでは、また問題である。まず。窓からの採光が、3ヶ月くらいは全く無くなってしまう。それでも、雪がある程度積もる毎に、除雪をする時間にも体力的にも余裕がある人にとっては、まだいい。 ある部分雪かきというのは、そのくらい頻繁に行っていると、ある種運動にもなるし、なぜか達成感の伴ったちょっとした楽しみというか喜びに転化していく人たちもいるくらいだから。 そんな様々な要素を持ちながら、豪雪地帯岩見沢の家のかたちや配置にあたえる影響が大きい「雪」、半ば今日みたいにお手上げの諦めと、上手に付き合って処理していきたいという思いと、これがなかなか複雑なものなのだ。
by take2zeronine
| 2011-12-16 09:48
| ●いえのえほん/その覚書
|
ファン申請 |
||