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2011年 12月 08日
『三笠ふれんず』は順調なのに、ここに来て市の教育委員会がはっきりしない。 つまり廃校になった旧M小学校を使用するにあたり、持ち主に申請して許可を得るという業務がどうやら難儀しているらしいのだ。 義務教育というのは、そこに受けるべき児童がひとりでもいれば、どんな山奥だろうが離れ小島だろうが、そのための環境を整える義務が、国にはあると憲法に記されている。ひとりの子供に何億かかろうが、そこに経済の原則は、基本的に適用されない。すばらしいことだ。 ゆえに小学校や中学校の建設には、国や北海道が補助金を出して援助してくれる。そこで援助して建てたものだから、使わなくなったからといって、別の用途に勝手に利用しないでね、となる。まあお金出してるから、言い分としては当然だけど。 そこでどんなことに利用するの?とその上級官庁である北海道教育委員会が、聞いたわけだ。そこにはなあ~んにも難しいことはなく、素直にこんなおもしろいことを企画してるんですよ、使われなくなってただ痛んでいくだけの建物が、内外の市民たちの盛り上がりで、現代美術の舞台に仕立てられようとしているのですよ、と言えば、野田首相や高橋知事だって、そんないいこと大いにやってね、果ては私たちもいっしょにやりたいくらいです、みたいになってもいいような話が、いわゆるボタンの掛け違いか、おかしな方向に行こうとしているのだ。 書類を介在して物事が進んでいくせいか、下級官庁が萎縮してしまうせいか、ベクトルの方向を間違うとそのために無駄なお金がかかってしまうことになりかねないのは、よくある話だ。 そいえば道教委に、K・T(ふれんず会員)がいるじゃないの。さっそくTELしてみるとそんな構図が浮かんでくる。『三笠ふれんず』が集めた貴重な会費だから、大事に使いたい。K・Tだって、自分の払った会費は有効に使ってもらいたいのは、当然だから、下手な方向付けは拙いよね。担当は隣の課だという話だから、上手く指導していただきたいものです。 どうもお役所同士のやりとりって、わからない。 たとえば川俣が描いた2012年の企画は、こんな感じ。 夏の2週間程度の期間で、誰でも自由に参加してもらう。メイン作業は炭鉱ジオラマの制作で、他のイベントとして、レクチャー、シンポジューム、ワークショップなど。(川俣のお題は、「アートプロジェクト」「パリの美術学校」、三笠ふれんず企画として、「美味しいキムチの漬け方講座」「打ち立て、茹で立てのそば体験講習」)そして、お披露目パーティにコンサート。 毎年期間を決めて、2014年からは北海道の森の間伐材も絡んで、長期に続いていくストーリー。これなら「ふれんず会員」も納得でしょう。 こんなに楽しく盛りだくさんの企画を、どうしてシンプルに書類にして申請できないのかな。 これを1年通してで公開していくという無駄な経費のかけ方なんて、道教委だって誰だってそんな方向性はあり得ないと思うんだけど・・・ って書いてると、市教委の担当者を刺激しかねないけど、決してそんなつもりじゃなく、素直に無理のない事実を申請すればいいんだよ、いくら美術は絵だからといって、無理して美しい絵を描こうとしてもダメで、特に川俣現代美術は絵に描いた餅では終わらないからね、率直に目の前にある、絶えず変更を重ねていく進行中の現実だから・・・
by take2zeronine
| 2011-12-08 15:01
| ●eベクトル/現在位置はどこ?
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