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2011年 06月 16日
グッドデザイン大賞を取った、JR岩見沢駅舎は設計コンペだった。その審査委員長が建築家内藤廣。
彼の設計した三重県鳥羽の「海の博物館」や信州安曇野の「いわさきちひろ美術館」は見に行ったけど、ぼくとっては好きな建物だ。北海道での彼の設計、フレンチレストラン&ホテルの「マッカリーナ」へは、2回くらい行った。風景に埋没するように建つ、屋根の印象が残っている。 雑誌では駅舎をいくつかやっているようで、その北国版旭川駅舎、まだ完全系じゃないみたいで、駅前が整備されて、やっとお披露目になるようだ。 改札は東西にふたつ、広い待合がある東改札がどうやらメインのようだ。その東西に分かれた改札を高架ホームの下で南北に連絡通路ふたつでつなぐ。つまりホーム下の駅事務所や緑の窓口やテナントゾーンをグルッと回れるプランになっている。 西サイドエスタ側からアプローチ、駅広場側の北通路を抜けて東改札へ、南側通路に回って、中間の緑の窓口と旅行センターのある通路待合で再び北側へ、東改札に戻って入場券でホームへ上がる。 ホームへ行くには、中間フロアーがあって、そのフロアーがいわゆる跨線橋の役割になっている。ホームを跨いで乗り換えるときは、地上まで降りずに中間に降りるだけで乗り換えが可能になっている。その中間階はホーム上でもガラスで囲われていて、厳寒の北海道旭川のことがよく考えられている。いいアイディアだと思う。 ぜひ真冬の厳冬期に体験してみたい。 中間階から撮る ホーム上のコーラの赤い自販機までこの色なのは、やり過ぎじゃないのって感じ 壁面は岩見沢駅舎を真似たという市民参加方式の刻印名入り羽目板仕上げ。やはり道産材の代表、ナラの集成材。 ガラスの囲い、ナラルーバーで半透過性を演出。 設計意図が、キチンとデザインされたかたちで、広々と全体に行き渡っていて、無理なく気持ちがいい。利用者も使い勝手が良さそうだ。 公共建築の設計とはこうゆうものだ、ということを教えてくれているようだ。
by take2zeronine
| 2011-06-16 09:23
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