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2010年 08月 15日
フォーエバーヒルズ/ロケーション視察を終えて・第2話
きょうは天気が良いので、美瑛の丘のいつものコースに、朝の散歩に出てみた。辺別川を渡っていったん旭川の方に戻るように回り込んで、丘を上がっていくと左側にNTTの電波塔が見えてくる。そこから国道237を見下ろしながら過ぎていくと、すでに美しい景色が広がり初め、300mくらい来たところに『かしわ園』がある。手前を右にまがって500mほどで、天文台のある北瑛小学校だ。ここまでほぼ5キロ、晴れた日なら本当に美しくて、美瑛の丘を満喫出来る。ほぼ1時間、きのう飲み過ぎた身体が、汗ばんできてシャキッとする。帰ったらお気に入りの十勝岳温泉まで、どっぷり浸かりにいってこよう。 帰りは『後藤純男美術館』のレストランのピザとパスタで腹ごしらえ、夕飯を済ませてこよう。 そもそも旭川富良野周辺は、寒暖のある盆地で農作物がいい。米も野菜も養豚も養鶏も良くて、食料品には事欠かないから、とても美味しく料理ができるのだけど、月に1度くらいは外食をとって、よその味も確かめてみるのだ。 遅れてオープンさせた田舎暮らしのための移住情報とコーヒーハウスには、最近、ご近所の常連たちも増えてきた。わずか50戸くらいの町内で顔見知りなのに、みんな人恋しい時が必ずある。そんなときやってきて、新しい情報を持ってきたり、たわいない会話をしていく。 観光シーズン中は、駅のホームに掲げた看板効果か、列車の観光客がわざわざ途中下車してやってくるようになった。「こだわりの田舎暮らしセカンドハウス」の実態の見学を兼ねて、広くてきれいに舗装された道路を、プラプラ歩いてやってくる。空港にもパンフレットを置かせてもらった。わずかワンメーターか2メーターで来てしまうとかいておいたら、本当にタクシーでやってくる連中が来だした。そしてすぐそこの駅から列車に乗って、2駅目の美瑛へ流れていく。 または、空港でレンタカーを借りてそのままここに来て、情報を仕入れてから出かけていく。旬で生な情報は、やはり求められているのがわかる。実際、混雑する237号線を避けて、景色の良い空いた道路を知るだけでも価値はあると思う。 以前は閑散とした静かな光景に、いかにも観光然としたスタイルの人たちも溶け込んできたようだ。 そんなロケーションを気に入ってもらえたのか、移住仲間もひとりふたりと増えてきた。ぼくたちもこの町に関しては、積極的に情報を提供して、街づくりの一端を担おうとしている。 238号線沿いにはコンビニが3軒、お金の出し入れに便利な郵便局があるのがいい。ちょっとサンダル履きで歩いて行けるのがいい。小さい頃のよくあったお使いに行くイメージが、そのまま重なる。徒歩10分圏内に、交番も消防団も集会場もJAも、小学校や保育園、企業やJR駅さもある。距離や目的に合わせた移動手段、徒歩、散歩、車やバス、列車、飛行機。いろいろなヴァリエーションがあって、選択肢が多いのが、とてもいい。 温泉は3カ所、旭岳ロープウエイ下、天人峡、白金・十勝岳、温泉好きにはどれもたまらない。日帰りで十勝岳温泉と吹き上げ温泉露天をハシゴして帰ってこれる。旭岳に登って温泉に浸かる、う~む、滲みるぅ~。 きのうは旭川の歓楽街へ飲みに出てみた。地元の常連たちに誘われたのだ。旭川からの終電が夜の10時37分だから、まあまあ遅くまで飲んでいられる。それに乗ってわが町の駅到着が11時1分、列車に乗って30分後には、我が家のベッドにもぐり込んでいることができる。別に終電までいなくても、1時間に1本、1両編成のワンマン列車が走っている。ひとつ一つの時間に意味のある便利な田舎暮らし、ゆったり流れる時間に有効に浸っていられる。 早く眠れば早く目覚める。ひとは太陽とともに自然のサイクルの中で生きている。朝から近くの大雪山CCにゴルフにいって、一汗かいてくる。 散歩に自転車、スキーに登山、辺別川では釣りもできる。アウトドアスポーツには事欠かない。 こうなってくると、せっかくだから、移住してくる仲間は選びたい。だから空き家空き地は、押さえるだけ押さえておく。培ってきたノウハウを総動員しながら、コンセプトにあった家に、静かで人間味あふれる人に住んでもらいたい。そして情報が情報を呼んで、また良い情報が戻ってくる。 (このお話は、ロケーションの設定以外フィクションです) 第3話へ、つづく
by take2zeronine
| 2010-08-15 20:14
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