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2009年 10月 18日
(前回のつづき・2)
そういう中で、6年生の時の運動会に、マラソンが新しい競技になった。 当然、僕は密かに1位をねらっていた。先導する自転車にくっつくようにして、僕とカンボちゃん(長谷川数彦/三笠高校で甲子園出場)は、終始先頭を争っていた。当時、コースになっていた道路は未舗装で、前日の雨で所々にまだ水たまりがあった。レースは後半を迎えていて、その水たまりを避けるように自転車がわずかに迂回した時だった。自転車の荷台に捕まってずっと走ってきていたカンボちゃんが、荷台から手を離したのだった。その一瞬の隙を逃さず、僕はスパートをかけた。 ちょうど吉田さん家(ち)の十字路を曲がって、最後の直線になった辺りだったと思う。そのスパートは、タイミング良く功を奏し、僕はそのまま振りきってトップでグランドに戻ってきてゴールした。 僕が最初にグランドに帰ってきた姿に、母はいたく感動したと後日談で聞いたけど、まるで一流選手たちのような駆け引きのドラマが、小学校6年生の僕にも演じられていたんだと、今になっていろいろ競技を観戦するに及んで、僕自身、自分に感心してしまう。(たかだか、田舎の小学校の運動会というなかれ、そこにはそこの相対的な戦いがあったのです。) そして次の年も、運動会でマラソンがあった。僕は中学生になっていた。身体はさらに大きくなっていた。でもそれがいけなかった。つまり身体の成長に比例した内蔵の成長が、出来ていなかったんだと思う。まったくそのときの成績は、ふるわなかった。 またトップで帰ってくると期待していた母は、待てども待てども現れない息子が、青ざめた顔つきで、もう最後の方になって帰ってきたのを見て、体調の悪さを直感したという。 それからは、尿にたんぱくが出ているとか、若年性高血圧だと診断されたりで、気分はだんだん不幸な病弱な少年になってしまったのでした。 この気分は、高校へ進学、野球部で挫折し、卒業するまで続く・・・ 再び「世界陸上大阪07」 開会式の前、競技場前で入場を待つ日本選手団に遭遇 女子幅跳びの池田久美子と末続慎吾を見付けサインをもらう イケクミは握手したその手のあまりにものやさしい柔らかさが以外で、この人は本当に世界の一線で、はたして戦っていけるのだろうか?と不安にすら感じてしまうやさしい柔らかさだった。 その予感は的中したけど・・・ 末続慎吾も気軽にそして目立たないように、すぐにサラサラとサインしてくれる その末続慎吾も二次予選で惨敗 夜の部に決勝種目が行われるので、当然スタンドも埋まってくる 帰りの地下鉄までの道は、それなりの混雑を見せる 競技によってそれなりの観戦ポイントがあって、僕もいろいろ移動して見ていると、決定的瞬間を狙ったカメラマンたちも当然、そこに集まってくる そして、3000M傷害の傷害ハードル地点 その水しぶきと選手の空中での躍動感 それを絡めて、間近から迫力あるショットのシャッターチャンスを狙うのだ 僕もその迫力を楽しもうと、席を移動しながら観戦する。ところがよくわかったのは、トップの1流選手は水郷にジャブジャブ着地して、水しぶきを上げないのだ。(この種目優勝は、ブライミン・キプロプ・キプルト/ケニア) (また、つづく)
by take2zeronine
| 2009-10-18 12:25
| ●トヨエモン/どこから来たのか
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