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2009年 08月 23日
中学や高校の授業の科目にあったけど、いったいぼくはそこで、何を教えてもらっていたんだろうか? ほとんどが、絵を描いていたような記憶しかないけど、何を描いていたのかという記憶だけは、妙に断片的にだけどあるのが、不思議だ。きっとそれだけ、時間とエネルギーを使っていたんだろうと思う。 じゃあ、美術って絵を描くことだったんだろうか? 芸術と美術はどう違うんだろうか? また、芸術家と美術家とはどう違うんだろうか? ・・家ということは、少なくともそれを生業にしているということなるんだろう。 川俣著作の『アートレス』に、そこらあたりのヒントが書かれているかもしれない。そういえば、ドサッと送られてきた本の中に確かあったような気がする。なぜ、今まで読んでいなかったんだろう。 たぶん『アートレス』出版当時、あまりにも身近で彼の仕事ぶりに接していて、直に肌で感じさせるものだけで充分だったんだろうと思う。 そう、仕事ぶりと書いたけど、まさにビジネスとしての現代美術。 明確に頭の中に、整理されたイメージが描かれないんだけれど、非常に感覚的なもの、本能的で根元的なもの、そこに揺さぶりかけてくる何か、それがビシビシ伝わってきていたからだ。 だから海外でウケルのだと思う。 そこにどんなに既成の文化が存在していても、彼の現代美術が侵入してきたとき、それが非常に感覚的なもので本能的で根元的なものであればあるほど、日本人も外国人も関係なく、同じ人間なら感じる何かが、伝わるのだと思う。 そのもっとも現在進行形の本人の行為が、「川俣正」に接していると現代美術なのではないか、という気がしてくる。 しかも、それが生業として成立するという現代美術家。 ビジネスだから、マーケティングは大切だ。 そこに切り込んでいくための営業的戦術や戦略も当然あるだろう。 つまり、職業とする限り、大きくみればどんな仕事でも同じだったんだね、と言うことなのかもしれない。 ところで、トップにある彼のスケッチは、『(仮)三笠山村プロジェクト』(三笠市の発祥は、ミカサヤマムラからということで) 前々回にこのブログで紹介した「大地の芸術祭」に彼を訪ねたとき、会うなりぼくに説明しながら、さらさらと2~3分で描き上げたもの。 三笠市芸術文化交流施設「旧幌内中学校」の校舎を、近隣から産出される間伐材で覆い尽くす? というプロジェクト。それは、校舎のみならず敷地全体グランドに至るまで広がるという、遠大な計画。 日本は世界有数の森林面積の比率が高い国で、中でも北海道は、国内でも森林保有が最大、その計画的育成を計る上で産出される膨大な量の間伐材の有効利用と、ホモサピエンスが登場するず~っとず~っと前から、地球に存在しつつけている木と人間とのDNA的関わりを世界に問う、というこれまた遠大なテーマ。 まあ、川俣のスケッチに触発されて、勝手に抱いた僕のイメージですけどね。 でも具体的には、仮に1万本くらいあればなんとか形になると仮定するとして、1本¥500くらいで皮むきから始めて、スポンサー&ボランティア参加してもらうとして、延べ1万人の応援があれば可能なような気がする。 どうでしょう、現実味ありそうなんだけど・・・
by take2zeronine
| 2009-08-23 12:20
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