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全体 ●日日庵 ●新住協札幌 ●eベクトル/現在位置はどこ? ●e旅・街巡り/都市・建築 ●いえのえほん/その覚書 ●エンターティメント/感動感激 ●医学・医療/健康第一 ●トヨエモン/どこから来たのか ●しごと/プロであること 最新のコメント
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2021年 02月 24日
『日本の民家』新版(A.D.A.EDITA Tokyo)の伊藤ていじの文章について、このブログで言及したのは5年前。 ---------------------------------------------------------------------------------- よく見ていくと序から始まって、第1章から6章までの各章では、必ずその章で掲載している地方の考察が、キッチリとなされているのです。(すいません、まだ読破してないけど) ---------------------------------------------------------------------------------- そこにこう記していたにもかかわらずそのままだったので、しっかり読み込んでみようと思い立つ。 ![]() (黄色いアンダーラインはぼくの) 民家を探し求めて全国行脚、6つに地区分けしている。 東北から始まる各章冒頭に、伊藤ていじの随筆風論考が展開している。 その第四章が近畿、興味深く面白い。 つまり東北、関東、信州、東海、北陸など寒くて北海道でも見られるもの(農村系)とは違って、京都や奈良などより歴史を遡ったもの(町屋系)が登場してくるのだ。 8ページにわたる近畿のテキスト、キーワードは下記の7つ。 ・京普請 ・今井寺内町 ・今西家 ・八棟造り ・卯立/茅屋根・高塀 ・宿屋/やどや ・箱木千年家 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() リンクする32枚掲載の写真ページの索引。 細部まで克明な大判写真。 ![]() ![]() ![]() 地図に落とされた場所と住所(50〜60)。 北海道の古民家は、第1章の東北とリンクする部分が多いけど、近畿とはだいぶ様相が違う。 伊藤ていじと二川幸夫が美しい造形を求めて日本国中の民家を探し回って歩いたのは、1950年代の話とある。 この本に掲載された写真のものは、いまやほとんどないという。 「ここ数年民家の見直し旅行をしてみたが、ほとんどの民家の置かれている環境は破壊され、かなりの山奥や辺地においても同様であった。」と二川幸夫の新版(1980年)あとがきにもある。 また伊藤ていじ(1922〜2010)のあとがきには、こう記されている。 ![]() この本、絶版らしく、検索したら中古で¥38,000って出てきた。 貴重だ。 ぼくが買ったときはもちろん新品で、たぶん¥10,000くらいだったように思うんだけど・・ 細谷巌(ライトパブリシティ)のブックデザインが、写真を引き立てていて美しい。 #
by take2zeronine
| 2021-02-24 08:54
| ●いえのえほん/その覚書
2021年 02月 21日
『結ホール』のオープンが2006年、これまでいろいろなイベントを行ってきた。 これもそのひとつ。 MADOKA TAKAGI 写真展/2008/10/5(日)〜10/12(日) (このページを旧サイトのニュース&トピックスから見つけ出した) * * * 彼女の兄貴とは北海寮で一時期同室だった。 そんな縁だった。 高校生だった彼女が写真を始めたのは、兄貴からぼくという流れの影響もあったのではと思う。 そんな彼女が母語の日本語の発音がおかしいなと感じさせるくらい、長いアメリカの生活を終えて帰国してきたとき、ぼくを訪ねてきた。 「じゃあ、写真展をやろうか?」という誘いに、二つ返事でそれは実現してしまった。 その後、両親の住む岡山で生活していたという話は聞いていた。 ニューヨークと日本の田舎のギャップに、どう対応していたのかは知るすべはない。 ただ2015年、突然兄貴のSからぼくの携帯に連絡が入る。 彼女が亡くなったという。いま部屋の片付けに来ているという。 死因は脳梗塞だったか脳血栓だったか、脳の病気だったような気がする。過去にアメリカで起こした大きな車の事故が、影響していたのではともいっていた。 両親より兄よりも、早く亡くなってしまったのだ。 時は流れて6年近く、写真展からは13年、たまにふと、彼女のことを思い出すときがある。 写真展の時のオリジナルプリントも写真集「My Place」も、『結ホール』のどこかにまだ保管されているはずだ。 ということで、再録を思い立った。
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by take2zeronine
| 2021-02-21 13:42
| ●エンターティメント/感動感激
2021年 02月 17日
![]() 東洋経済のコロナ感染状況のグラフが、ヴィジュアル的に見やすいという。 ![]() いつものように母が読み終えた月刊文藝春秋の記事で、そのサイトを立ち上げている人物が紹介されていた。 荻原和樹/おぎわらかずき1987年生まれ、データ・ジャーナリスト(データをヴィジュアル化してわかりやすく提示する)っていうらしい。 求職してスコットランドの首都、エジンバラ大学大学院デザイン&デジタルメディア専攻。 このサイトの黒も真っ黒じゃなくて、暗い紺色なんだって・・ 白い文字もちょっと透明にしたり薄いグレイにしてるらしい。 そういえば桑沢時代、黒には墨の黒は使うな、色の三原色(赤青黄)を混ぜた黒にしなさい、と師にいわれていたのを思い出す。 ![]() データソースは厚生労働省や都道府県の公式発表のみに絞られたもで、当初から一貫している。 北海道のデータに移行するのも、各都道府県のグラフからスムーズにいけちゃう。 「データを見るのはほとんどの人にとって退屈なことだと思うのですが、少しでも見るのが楽しくなる工夫をしたい。」というように、確かにグラフや数値を読むのに拒否感は覚えない。 データ・ジャーナリズム、おもしろい。
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by take2zeronine
| 2021-02-17 07:58
| ●eベクトル/現在位置はどこ?
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