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2018年 01月 17日
いつの頃からだろうか、建物の中に水道管や排水管、さらにはお湯の管や暖房の管が配管されるようになったのは・・
ぼくの幼少期の住まいにはそんな設備はなかった。 わずか半世紀ちょっと前なのに、水は水瓶に井戸から汲んできていたし、お湯はストーブの上のやかんやナベで沸かしたものを使っていた。だから本当に無駄には出来なかった。ただ排水に関してだけは簡単な排水溝を通って近くのどぶに垂れ流されていたのではないかと思う。経路は全くシンプルなものだった。 汚染とかの問題もほとんどあり得なかった。 しばらくすると水瓶の横にポンプが設置されて、母は井戸から汲んで運ぶ労働から開放されたと思ったら、今度は流し台の横に水道の蛇口が出現した。この頃が初めて設備の配管が家の中に搭乗した頃だと思う。 それから高度成長に伴ってドンドン進化してするに伴って、家の中に配管が張り巡らされるようになって現在に至る。 その過程の中でポイントになるの転機がいくつかあって、まずボイラーの出現によるお湯の配管、特に暖房の配管、そして換気のシステム化による換気ダクトの配管。ここまでくるとかなり複雑化してくる。 問題は必ず外部と繋がることになるその終末の配管を、建物のどこで貫通させるかということです。足場の解体前にこの外部の処理は、大切なチェックポイントになります。 このような2階から1階床下へ抜けていくためのパイプスペースが、4カ所とってある。 こんな感じで、1.換気システム系 2.トイレ系 3.キッチン系 4.お風呂系のパイプスペースになっている。 この経路はできる限りシンプルにして、スムーズな流れをつくることが肝心です。2階がメインフロアーなので、ほとんどの水回りが2階になるからなおさらだ。 ライフラインは最優先、デザイン的に無理をしたシワ寄せがあってはならない。
by take2zeronine
| 2018-01-17 11:35
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