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2017年 11月 15日
彼女は30分前から来て、先に並んでいる。美術館に入るのに並んでチケットを買ったのは初めてかも知れない。 建築家の個展がこんなに人気を博すなんて以前は考えられなかった。 そういった意味では、もっともポピュラーな建築家といえるかも知れない。 ぼくは7000万円もかけたといわれる原寸大模型、光の教会がどんなものか見てみたかった。 この建築は黒川紀章設計、このあと彼は都知事選に立候補、敗れた後亡くなった。 彼の建築はどれも好みでなかったけど、これだけは感心できるものだった。遺作になるのかな・・ 入場制限があって、中はそれほど混雑していない。 ところがどうも打ち放しコンクリートに違和感がある つまり、コンクリートの箱を重ねて積んでいるようなのだ。 ぼくの学生の頃から、彼の打放しコンクリート作品と同時代を生きてきたという実感が強い。 これまでも2回ほど、彼の建築を巡るツアーを実行したことがあるけど、確かにその完成度には感心するものがあったし、実際面白かった。 直島のホテルでは、ケーブルカーで登ってアネックス(中庭の水盤がよかった)にも泊まったし、行き交う瀬戸内海の船をテラスから眺めるのは、贅沢な気分だった。大阪世界陸上の時は、住吉の長屋の玄関前まで行って、きりつめた極限のスケールを実感してきた。 施工するサイドの立場に身を置いていると、ベニスの定点観測の現場の動画が大変興味深かった。 運搬は船という海からの施工なのだ。 彼の代名詞でもある打放しコンクリートにかける情熱が、どこまで行っても彼の周囲にはつきまとっているようなのだ。 ただ、ここに関しては箱の積み上げではどうみても出来そうにないから、何かからくりがあるのかも知れない。 そのエネルギーはすごい!
by take2zeronine
| 2017-11-15 09:25
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