最新の記事
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... カテゴリ
全体 ●日日庵 ●新住協札幌 ●eベクトル/現在位置はどこ? ●e旅・街巡り/都市・建築 ●いえのえほん/その覚書 ●エンターティメント/感動感激 ●医学・医療/健康第一 ●トヨエモン/どこから来たのか ●しごと/プロであること 最新のコメント
最新のトラックバック
タグ
いえのえほん
日日庵
川俣正
三笠ふれんず
建築家シリーズ
三笠プロジェクト
結ホール
九間/ここのま
岩見沢プロジェクト
そば農園
新住協
北海道新聞
TKBストリート
7尺モジュール
メキシコ
自邸
キリスト教会
いえのえほん施工篇
健康第一
過去へ遡る
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2015年 07月 16日
本日の道新一面に大きな見出しが二つ、ひとつは安保法案、もうひとつは新国立競技場、ひとつ目は当然だけど、ふたつ目までも世間を騒がせている。
まず安保法案が昨日強行可決された話から・・ 安保法案ってどんな法律かって、下記の現行法律の改正案10本 ・自衛隊法 ●PKO協力法 ●周辺事態法 ●武力攻撃事態法 ・船舶検査活動法 ・米軍行動円滑化法 ・特定公共施設利用法 ・外国軍用品海上輸送規制法 ・捕虜取り扱い法 ・国家安全保障会議(NSC)設置法 と、新しい法律 ●国際平和支援法 をいいます。 これらを特別委で(特に●印)116時間かけて審議してきたわけです。特別委とは「衆院平和安全法制特別委員会」のことで、ここの可決を受けて、衆院本会議で採決予定(絶対多数の与党で可決確実)なのが、今日です。 そして、論戦の場は参議院に移っていきます。 2014年12月総選挙の結果の民意に従えば、こうなったわけです。 * * * 続いて、新国立競技場問題・・ 紙面の扱いの大きさでは、新国立も相当なものだ。なにやら、反対世論の大きい新国立まで現状で進んでしまうと、安倍政権にとってダブルパンチになってしまう危惧があって、流れは計画見直しに向かっている。 純粋に設計の善し悪しの判断が、ついに一番会ってはならない政治的駆け引きの中に引き込まれてしまった恰好だ。 もの申すなら、早くから槇文彦が言っていたように、この時点からではないのか。 しかし彼の異議もその巨額な建設費ではなく、景観にミスマッチな巨大さをいっていて、建築家がいかに工事金額に関して疎いかということを、ここでも露呈してしまったことになる。 ただ費用を算出する作業は、その新規さ規模で相当に大変なものだとは思うけど・・ この期に及んで計画から見直しかということは、巨額のザハ案に見切りを付けて新しい案になっていく可能性もある。 そうなると2等で入選していたSANAA案(2等もう1案は、コックス・アーキテクチャー/オーストラリア)もありかもしれない。 そしてきょう沈黙を破って、審査委員長安藤忠雄が記者会見を開いた。配布された文書の中で、問題の工事費に関して、こんな風に言及している。 『・・2013年6月に設計作業が始まり、あらゆる課題について検討が行われ、2014年5月に基本設計まで完了しました。この時点で、当初のデザイン競技時の予算1300億円に対し、基本設計に基づく概算工事費は1625億円と発表されました。この額ならばさらに実施設計段階でコストを抑える調整を行っていくことで実現可能だと認識しました。 基本設計により1625億円で実現可能だとの工事費が提出され、事業者による確認がなされた後、消費税増税と物価上昇にともなう工事費の上昇分は理解できますが、それ以外の大幅なコストアップにつながった項目の詳細について、また、基本設計以降の実施設計における設計プロセスについては承知しておりません。更なる説明が求められていると思います。』
by take2zeronine
| 2015-07-16 14:49
| ●eベクトル/現在位置はどこ?
|
ファン申請 |
||