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2015年 07月 07日
わが家が竣工したのが29年前、以来家具の入替や配置は何度か変遷してきている。
大きくは居間の家具で、テーブルやソファがそれにあたる。 テレビを見なくなって以降、ほとんど食卓のテーブル以外使っていなかった。それがテレビで録画の映画を見るようになって、俄然ソファが活躍し出す。 29年の歴史の中でこんなにテレビの要素で、ソファが意味を持ってくるとは思わなかった。 このソファは、マリオ・マレンコがデザインしたシリーズで、家庭を持った当初は、左右の片アームタイプ2つを購入して、2人掛けからスタートしたものだ。それが家族の増加でコーナーとアームなしを買い足し、図のような形(左)が最終形になっていた。 それでこの新しいレイアウト、たったこれだけのことなんだけど、ぼくの中では劇的な動線の変化になった。まずグルッと回遊可能になったことが大きい。食卓との一体感がグッと増したことも確かだし・・ 長く建築や住宅に関わる仕事をしてきて、わずかこれだけのソファの配置変えが、ここまで物理的にも精神的にも大きく影響を及ぼすものだとは、ぼく自身新鮮な驚きだったのです。 A電気購入のテレビもマレンコも見事に復活を果たし、改めて家具との長いお付き合いということを考えさせられた次第です。
by take2zeronine
| 2015-07-07 09:45
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