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2015年 06月 29日
テレビが映らなくなって4年(もうそんなに経ったんだあ)、当初はその静かさを謳歌していたけど、やっぱり人間だね、さすがにそろそろ飽きだしてきていた。
たまたま母宅のWOWOW番組表を見ていたら、ハタと気がつく。テレビは映らないけど、録画はレコーダーがあれば見られるんだよね。 そこで母宅のレコーダーを新しいのにしてあげて、今までのものをお下がりして貰う。 本当はネットで買うとかなり安いんだけど、やっぱり地元で家電屋さんをやっているA木電気(三笠ふれんず)を使うしかないでしょうと、彼にお願いする。思えば家庭を構えるときに1式電化製品をお願いしたし、テレビの買い換えの時も大枚を払って(何十万もしたのが今は10分の1もしない)薄型にしたり、深い付き合いなっているわけで、今更冷たくするわけにも行かない。 以来、録画して貰った映画を再生して見ている。 まず『若大将シリーズ』、第1作公開が1961年だから、ぼくは8才で相当昔の話になる。だから背景になる映像もかなり古い。と思いながら見ていたら、いや待てよ、ぼくが8才の時だとしたら、これってかなり都会の進んでる話じゃないのって、逆に興味深くなってしまう。当時の東京の様子もおもしろい。 加山雄三の頭をかくヘタな演技や星由里子とケンカにするけど必ずハッピーエンドに終わるとか、ワンパターンの見え見えストーリーが、かえって楽しい。青大将の田中邦衛や実家の家族たちなど、脇役の演技がしっかりしているからか。 だから大学生シリーズが今のところは、面白い。 そして『釣りバカシリーズ』、リアルタイムでも2本ほどは見たことがある。寅さんほどじゃないかなという印象だった。 そんな状態から見だして、やはり初めはその程度の感想でしかなかった。ところが何本か見ていくと、以外に泣かせるいい話が絡んでいたりする。 昨日の見たシリーズ14作、15作なんかひとひねりあって、いい話だった。 14作のメインゲストが、高島礼子と三宅裕司、15作が江角マキコと筧利夫と、役者がいい! そんなわけで、ただいま旧式のお高いテレビにこだわって、映画番組の録画を暇があれば見ている。 ソファ(マレンコ)にデンと座って見たりしてると、面白くなかったらいつの間にか横になって寝込んでいたりする。だから1度に1本最後まで見なかったりして、かなりいい加減な見方をしております。 でも楽しい。しばらくは、このスタイル、続きそうです。
by take2zeronine
| 2015-06-29 17:03
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