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2015年 04月 21日
先日の安藤忠雄講演会の抽選会で当たったプレゼント本は、この「私の履歴書」を『仕事をつくる』と題名を変えて単行本化したものだった。1日1章、おそらく1ヶ月の連載で全部で30章以上あるので加筆してあるらしい。 講演会以降読み始めたら、平易でまことに読みやす。 いかに現在の位置に至ったかという履歴が、わかりやすく理解できた。 ・独学のこと ・双子の兄で、母方祖母の養子になったこと ・2009年、癌を患い克服したこと ・建築を志したのは、自宅改修の大工と数学の先生の影響 ・高校時代、プロボクサーとして1年半 ・大学進学を断念、独学で建築の道を目指す ・内外を問わず実際の建築を体験して学ぶ ・最初の設計の仕事は、インテリア ・事務所開設当時から奥さんと二人三脚で、事務所を切り盛りしてきた ・昼休みを使って建築士の試験勉強、2級1級とも一発合格 ・海外旅行解禁、シベリア鉄道でヨーロッパへ、コルビュジエに逢いに ・自分を育てた原点は大阪、東京へ事務所を移すことはない ・仮設で作った下町唐座(唐十郎) ・事務所の基本理念はローテク、生の対話、直接のやりとり ・事務所の愛犬、コルビュジエ ・村野藤吾の「住吉の長屋」評、この賞は住み手に与えるべき ・「光の教会」でボノが歌う、アメイジンググレイス ・神戸北野「ローズガーデン」 ・イサムノグチとの接点 ・海外へ飛躍、MoMA/ポンピドー ・関西の経営者に可愛がられ ・ベネッセと瀬戸内海直島 ・ひょうごグリーンネットワーク/こぶしモクレン30万本 ・英語は話せなくてもイエール、コロンビア、ハーバード大学で客員教授 ・東大でも5年教える ・コンペは連戦連敗、だが勝つときもある ・たくましいクライアントの女性たち ・セビリア万博のチーム力 ・豊島の「瀬戸内オリーブ基金」 ・再開発の難しさ、表参道ヒルズ ・ゴミの島東京湾「海の森」/東京オリンピック ・大阪に桜3000本を追加、合計7800本 ・仕事を通して「アジアはひとつ」「地球はひとつ」 ・「桃・柿育英会」再び/阪神淡路大震災〜東日本大震災 社会を巻き込む彼のバイタリティには感服する。 ぼくも「桃・柿育英会」に参加しようと思う。
by take2zeronine
| 2015-04-21 11:15
| ●エンターティメント/感動感激
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