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2014年 12月 27日
2013年の1月、ドイツのパッシブハウス省エネ事情を視察してきた。
その後日本も、遅まきながら追随するような状況に、なっていると思う。 視察後帰ってきて、このブログでレポートした。 そのアクセスが1年後再び、急に多くなっている。 ちなみに「nearly ZERO」のキーワードでgoogleに検索をかけると1840万件というページが引っかかってくる。 当然英語のページがほとんどなんだけど、その中で4ページ目くらいにぼくの日本語のレポートが登場してくる。いまだにけっこう読みに来る訪問者が多いということで、レポートしたかいがあった。
「nearly ZERO」に対するぼくの考える日本での位置づけは、ほぼゼロ(無)ということで「ほぼむ」とネーミングしているのだけど、この2年ほどでその仕様がだんだんと収斂進化を遂げて、概要が固まりそうな気配がある。 つまり躯体では300ミリ以上の断熱、窓はトリプルガラス(空気層16ミリのLowE)、大開口で日射取得、全熱の熱交換換気、床下暖房熱源、これを根拠にした、吹抜のある横にも縦にもオープンなプラン、こんなところだろうか。 この先、それぞれに部材や機器の性能が進化していくことは、予想されるけど・・ あとはQpex(熱計算ソフト)で、ベストバランスとコストパフォーマンスをチェックすることも、重要です。 ところでユーザーには、今まで背負ってきたそれぞれの人生が、それぞれの生活スタイルとしてあるわけです。その好みやこだわりを超えて、個人の家づくりは、どうしてもあり得ないわけです、特に戦後の日本では。 1世代1住居から、長期化へシフトするように見える100年住宅では、少なくとも3世代に渡って住まわれることが想定されます。 そこでは誰が住んでも住みやすいというベーシックな部分での汎用性が求められます。 この個性と万人受けという相反する要素の整合性・・ ある人たちからは圧倒的に支持されるような無色のようでいて、ある特別な色を持っているような家。 これならチンタイで、可能ではないだろうか。 ( 大家さんは建築家 ) < つづく > *
by take2zeronine
| 2014-12-27 10:59
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