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2014年 12月 25日
建築家はその守備範囲を広げて、椅子をデザインするのが好きだ。近代建築の巨匠たち、コルビュジエもミースもライトもアールトもみんな椅子をデザインして、それが名作として残っている。
建築家でもミリ単位の小さなスケール感に優れた感覚の持ち主は、椅子をデザインしても上手いけど、丹下健三のようにキロ単位のスケール感に優れた人も逆にいたりして、彼らはあまり家具のようなものまでは、手を出さずに上手く分業化して棲み分ける。 1918年(もうすぐ100年前にもなる/バウハウスは1919年開校)、オランダ人建築家リートフェルトが(代表作はシュレーダー邸/1924)が、直線と面だけの構成で椅子をデザインした。『赤と青の椅子/レッド&ブルーチェア/Roodblauwe stoel』 いかにも建築的で曲線がなく、図面も読みやすい。これなら大工さんでもお手の物だ。この程度の材料なら、作業場の端材からいくらでも調達できる。 ということで、生涯現役クラブの「音吉さん」に、図面と以前ぼくがキットから作った6分の1模型を渡して制作をお願いしたら、1日で出来上がってきた。 これだけ見てもちょっとゆがんでいるのは写真映りのせいかなと思うくらいで、模型かどうかわからないよね(というか模型の出来がいいのか) 塗装なしの素地バージョン デザイン特許はすでに切れていて、いろいろなところからコピー商品が安価で出ているけど、本家カッシーナバージョンはいくらしているかというと、¥380,000 以前本物に座ったときの感触と変わらない良い出来です。 * * * この素地シリーズ、塗装をすれば本物と変わらなくなります。コピーを承知で寸法取りや座り心地を楽しむには、悪くありません。 しばらく『結ホール』に置いておくので、近くで興味がおありの方は座りに来てみて下さい。
by take2zeronine
| 2014-12-25 18:06
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