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2014年 05月 03日
きょう、5月3日は憲法記念日です。
小学生の頃は、なんで憲法で祝日になるんだろうって、まあ飛び石連休(以前は4日は休みじゃなかった)でラッキーって思ってたけど、安部晋三のおかげでスポットが当たっている日本国憲法って、やっぱりすごい、再認識。 きのうは金曜日で道新「各自核論」の日、木村草太(首都大学東京准教授80年生まれ)の憲法の話。 日本国憲法って第1章でまず「天皇/The Emperor」、そのすぐ後の第2章がわずか9条のみの「戦争の放棄/Renunciation of war」、そして第3章になって「国民の権利および義務/Rights and duties of the people」がつづく。 なんと考えられた構成だろうとつくづくぼくは思う。 その3章の代表的短い条文二つについて、木村草太が語っている。(内容は省略)それでぼくもさっそく英文(原文)で読み聴いてみる。 ・19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。 article 19. Freedom of thought and conscience shall not be violated. ・23条 学問の自由は、これを保障する。 article 23. Academic freedom is guaranteed. Freedom! かっこいいよね、戦後って感じが漂ってるよね。 「自由/Freedom」って単語が頻繁に登場してくるし、「権利を有する/shall have the right」という表現も連続して多い。 対して「義務」という言葉も出てくるけど、その頻度は少ない。このあたりも、この憲法が気に入らない人たちの気に触るらしい。 まあねえ、良識あるサイレントマジョリティか、主張しすぎるマイノリティかという問題にもなってくると思うけど・・ そしてこの憲法の構成は、4章国会(立法)5章内閣(行政)6章司法(裁判所)などと続いた後、区切りよく第10章「最高法規/Supreme law」で補則を残して終わる。その最後のシメの条文99条、これがいい。 ・99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。 article 99. The emperor or the regent as well as ministers of state, members of the diet, judges, and all other public officials have the obligation to respect and uphold this constitution. 1章の天皇(The Emperor)から始まって3権の人たちや公務員の人たちに、日本国憲法を尊重し擁護する義務を負わせるという、まあ当たりまえっちゃ当たり前のことなんだけど、しっかり最後に申し述べるこの構成、改めて感じ入ってしまいます。 そしてここにあげられたラインアップの人たちの中で、この義務を一番真摯に受け止めていると思われるのが、今の天皇(明仁)と美智子皇后のように思われてならないし、尊重も擁護する気も全くないのが、安部晋三内閣総理大臣(The prime minister)なのかもしれない。(気をつけないと、99条違反だよ・・) < そのあと朝刊に目を通して、追加 > 9条ばかりが騒がれて、9が二つ並んだこの99条の切り口から日本国憲法を語る発想があってもいいと思うんだけど、今朝の新聞を見る限り(ちょっと偏り気味の道新と朝日しかみてない)、そのような記事が見当たらないのは、ちょっと残念・・
by take2zeronine
| 2014-05-03 06:08
| ●eベクトル/現在位置はどこ?
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