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2014年 03月 02日
ぼくの買った講談社文庫で2014年発行11刷りだから、かなりの発行部数になっていると思う。だから何を今更なんだろうけど、面白かった。
ブームを過ぎから読む彼の小説は、ぼくにとって相性がいい・・ いつもながらの二転三転の急展開に気が回ってしまって、でも最後のオチにピンと反応できなかったのが無念・・ ちょっとできすぎかなとも思わせるけど、有明三兄弟の仇討ちのターゲットとして戸神政行をいかにおとしめていくかに、どうしても気持ちが行ってしまう。政行の息子行成と有明静奈の微妙なこころ模様が絡みながらのどんでん返し。 ラストは登場人物が書かせたと作家本人が言ってるように、こうゆう終わり方は気分的にいいね。
by take2zeronine
| 2014-03-02 13:09
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