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2014年 02月 05日
日本とカナダでは、森林面積が一桁違う。北欧も日本と同じレベルの広さというのは以外だったけど、もっとも国土の面積が日本並みということか・・(森林率は同じように高い) 決定的な北欧と日本の違いは、畑みたいな平坦な土地か急峻な斜面の山か(吉野杉はヘリで運び出す)ということだったと思う。そして切って植林、伐採のサイクルが80年、それを4回転ほど行ってきているという話を、以前北欧視察の時に聞いた記憶が残っている。日本もキチンと植林しながら何百年も山の木を育ててきている伝統を持っているけど、軸組や断面に関する考え、つまり住文化の違い、そのあたりが全く別の歴史をたどってきているから、林業も簡単ではない。 欧米に柱や梁に対する材の思い入れはほとんどないから、強度と耐用年数の裏付けがあれば、合理的な集成材に簡単にシフトしていく。つまり原木は小径木でも問題なくなってしまう。 カナダ東西全体で見ると、西側のわずかな距離感 工場敷地面積は80エーカー(約32ha)山ひとつ向こうで伐採された原木とのこと。原木単価はたぶん¥6000 こちらのブルーカラーは、みんなジーンズ(本来の作業服だからね)でなかなかはまっている。 左から二人目の太めの人が、今回のコーディネーター、デニス 丸太ごとに断面を計測、いち早く木取りを計算して、一挙にカットしていく 日本ならまず両面を落として太鼓状に、さらに外周部から順にカットしていき、最後に大きい断面のメイン材をとる。 しかもその間、ああでもないこうでもないと一回一回スケールを当てながらチェックしてからカットしていく。 こちらはそんなまどろこっしいことはナシで、一挙に(もしくは2回くらい)ノコを通して何本もの材を製材していく。 ここでも断面の大きくて種類の多い軸組材とワンパターンの枠組材の違いがあるのだけど・・ ただ見ていると、204(ツーバイフォー)や206の材と210や212の広めの材もラインごとで分かれているようだから、かなりの機械化設備になっている。 確か20時間くらいのサイクルで、300㎥が乾燥されると言っていた。 スケールを当ててみると、乾燥前で206なら43×148ミリが製材寸法、乾燥後プレーナーかけて38×140になる
by take2zeronine
| 2014-02-05 11:56
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