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2013年 03月 09日
1980年代北海道に戻って来た当初、始まりは複雑な形態になりがちだった。
本来、建築は空間のボリュームの演出だから、その空間を包む形態は、結果になる。 またその結果の形態は、その建つロケーションにどう写るかも問われてくる。 それでどうしてもかたちのデザイン性に、造り手も住み手も目が向きがちだ。 1980年代、北海道でそんな設計手法は通用するものではなく、厳しい気象条件に打ちのめされる。 なぜならそれは人間が生活する器だから。しかも暖かく包み込んでくれる器でなければならなかった。 高断熱高気密の手法を突き詰めていくと、シンプルな形態にするのが近道だった。つまり直方体の箱で厳しい気象条件から身を守り、暖かなその中で、豊かな空間のボリュームを演出する。 世紀が新しくなるのを前後して、こんな設計手法にたどり着く。 まだ省エネだとか省CO2以前の話。(ゴアの『不都合な真実』は2006年) 性能とコストパフォーマンスに優れたこの直方体の住宅を、『Super Box(スーパーボックス)』と名付けて、展開した。 手前左の池は、ビオトープ。 そしてここに縦連続窓が開く。 次世代基準をクリアした開放的ボックス空間、コストパフォーマンスに優れていて、現在までに相当数が建てられた。
by take2zeronine
| 2013-03-09 16:58
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