最新の記事
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... カテゴリ
全体 ●日日庵 ●新住協札幌 ●eベクトル/現在位置はどこ? ●e旅・街巡り/都市・建築 ●いえのえほん/その覚書 ●エンターティメント/感動感激 ●医学・医療/健康第一 ●トヨエモン/どこから来たのか ●しごと/プロであること 最新のコメント
最新のトラックバック
タグ
いえのえほん
日日庵
川俣正
三笠ふれんず
建築家シリーズ
三笠プロジェクト
結ホール
九間/ここのま
岩見沢プロジェクト
そば農園
新住協
北海道新聞
TKBストリート
7尺モジュール
メキシコ
自邸
キリスト教会
いえのえほん施工篇
健康第一
過去へ遡る
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2012年 06月 03日
きのう新住協(新木造住宅技術研究協議会/いまだに覚えきれないフルネーム)の総会から帰ってきた。今年の開催地は広島、金曜日の5/31から3日間滞在していた。ホテルは平和大通りに面したドーミーイン、往きで駅から群馬のAさんとタクシーに乗った以外は、歩いて移動していた。天気もお散歩日和で、ちょうど悪くなかった。
到着早々、前夜祭まで2時間くらいあったので、遠回りになるけど平和公園を回って、ゆっくりと歩いて会場までいった。 まずイサムノグチの平和大橋の欄干を撫でてから、公園に入る。噴水越しに丹下健三の資料館、力強く大地から立ち上がっている。ピロティのコンクリートの柱が何回見てもいい。 相変わらず修学旅行の子供たちが、ピロティの日陰に座り込んで、見学した感想を発表しあっている。この光景は、いつ見てもすばらしい。 原爆ドームまでの軸線に沿って、記念碑へ進む。やはりアジア系も含めた様々な国の言葉が飛び交っていて、国際的場所なのだと、再認識する。水盤に立つ記念碑の向こうにある原爆ドームをしばらく見つめて、また先に進む。川越しに見えるドームのところで木陰のベンチに座って一休み、市民や外国人が違和感なく、日常的に行き来している。 平和の鐘をひとつきしてから、T型の橋を渡って相生通りに出る。東に戻るように会場に向かう。 初日の前夜祭、2日目の総会と研修会での「Q1.0-X イン北海道」の発表と全国懇親会を無事にこなして、3日目も研修会に参加するつもりだった。 ところがホテルの朝食時に雑誌社のM氏との会話で、福山市の博物館の話が出て、急遽予定変更になってしまった。 まあ、きのう懇親会で国会議員のNさんとも有意義な話が出来たし、これで良しとしようと決めた。 朝食後チェックアウト、アイフォンナビで駅まで歩く。新幹線に各駅停車があるのを初めて知って、福山まで。帰りの新大阪までの時間を調べておいて、駅前の文化ゾーンに向かう。石垣に沿って歩くと博物館と美術館のアプローチが現れる。美術館で「山下清展」をやっている。 まず中世の港町・草戸千軒の再現されているという博物館へ。 さてその再現町並み、スケール感は80〜90%。そこがまことに居心地いい。家屋の中に佇んでいると、人間本来の根元的部分が呼びさまされてきて、DNAに訴えかけてくる。寒くなく暑くなく虫もいなければ、今の季節ならいいんだろうな・・ 次が「山下清展」 うわあ〜、人がいっぱい。老若男女でバラエティに富んだ入場者、まさに県民市民たち、なかなか前に進まない。貼り絵のディテールを確かめたいけど、なかなかよく見ている空間的余裕がない。 よくいわれる彼の網膜に焼き付いた景色が、そのまま素直に絵になっているというのがよく理解出来た。 だから一発で描き上げていくので、時間をかける油絵は向きでないらしい。実際マジックペン画も良かったけど、ぼくは水彩がよかった。 早足で一通りみて、2階の図書コーナーにあった今回の山下清展の図録を見る。照明のせいだったかもしれないけど、なにか実物よりこの写真の方がわかりやすい。 いつも思うことだけど、画家はどちらかというとアトリエなりで自然光の中で創作する方が多いと思う。山下清だってあの展示空間のような照明の中で、貼り絵をしていたのではないと思う。そういった意味では、やはり創作して完成させた時と同じような条件で見てみたいものだ。自然光だと作品が劣化していくという理由はわかるんだけどね。 福山駅で缶ビールと駅弁の清盛釜飯を買って、新大阪へ。満足の午後飯(2時過ぎ)だった。 広島はちょっと遠い。夜帰宅して、きのうは早々に疲れた身体でベットイン、そしてきょうの朝刊。 消費増税絡みの政局、メディアがどんな報道をしても、どうなるのか予想出来ないということは、興味深いということになる。当事者たちは大変だろうけど、おもしろい。政治なんだから国民の目に晒されれても仕方ないでしょう。 そしてサッカーW杯オマーン戦、こちらもおもしろそうだ。そんな中、3面に「大飯原発 どうする再稼働」とあって、賛否両者の意見が載っている。 この手の議論、結局はまわりまわって市民のための経済だという立場に立っても、再稼働に否定的な清水修二・福島大教授の方に説得力があると感じるのは、ぼくだけでないだろう。 (写真アップは、あした)
by take2zeronine
| 2012-06-03 12:34
| ●eベクトル/現在位置はどこ?
|
ファン申請 |
||