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2012年 03月 31日
カッパドキアは地下都市カイマクルの見学から始まった。
ガイドのメティンさんから、ここから北海道組(わずか2名のみ)はガイドと車が変わりますと突然宣言される。何気なく聞いていたけど、到着と同時に新しいガイド武留班(ブルハン/覚えやすいので漢字をあてていた)が現れてせっかく仲良くなった仲間と別行動に。 入場と同時に愛機リコーのデジカメはバッテリー切れ、iPhoneでとることになる。ほとんど個人ガイド状態でなじむのにしばらくかかる。 予定表には18、19、20日とカッパドキアの記述のみ、地下都市はぼくの想定外、突然窮屈な迷路のトンネルにもぐっていっても、これがテレビで見たことがある地下都市(1万5000人が住む)なのかと状況と心のありようがバラバラ状態で、地上に上がってくるまで洞穴の地に足がしっかり付いていなかった。 もっとも腰をかがめて人間一人がやっと潜っていけるようなトンネルを、地下4階くらいまでもぐって行くわけだから、足が地に付かないのは仕方ないだろう。 カッパドキアは、ほぼ三つの街の三角形の中に収まっているエリア全体を指す。(北の頂点にアヴァノス、西にネヴシェヒル、東にユルギュップ) この地方の大地は火山灰の固まった岩で、簡単に削れるような軟らかさだ。それは人間が削ると洞窟になるし、風雨が削れば奇岩になる。洞窟にはいまだに住人がいる住居から迫害を逃れた教会、はては何万にも生活する都市まで掘り進められる。 風雨に削られると固い岩を頭にいただいたキノコ状の奇岩だったり、動物や聖母マリアだったり、規模が大きくなると谷になったりする。その広い範囲全体をギョレメ公園と指定している。 その中には小さな集落から何万も人口のある市までが点在していて、それらを結ぶ道路にはバリエーションに富んだ観光スポットがあって、土産物の出店が建つ。 煙突が見えるのは、ストーブで石炭を焚いているから(トルコの暖房熱源は、自国産石炭) 雪も降るし、北海道ほどではないけど、寒い 3日目の日没は近い、きょうはこれで観光は終了。北の拠点アヴァノスの赤い川の吊り橋を渡ってみようと連れて行かれる。歩行者専用、住人なのか観光客なのか、けっこう行き交っている。 すぐ横にモスク、赤い川の粘土は、壺やタイル用になる。 ビールを買いたいというとコンビニみたいな商店に寄ってくれる。500ミリリットル缶ビール2本で7.7リラ(385円) 晩飯はホテルのバイキング、食堂にはフランスやらドイツからのご高齢の団体客がたぶん2〜3百人は入ってごった返している。 かの国の老人たちのバイキングの食事の取り方が興味深かったけど、なんのことはない所詮人間、根源的部分は何ら変わりなく、それは食に関する部分でも同じだということがよくわかった。 むしろトルコ人の日本語ガイドの存在に、だんだんと興味が沸いてきた。 どうしてか? 日本人を引き連れた彼らは至る所で顔を合わすたびに、ヤアーとかオーとか親しそうに言葉を交わしている。聞くと大学で同じ学科だったとか会社が一緒だとかの返事が返ってくる。どうやら観光業はこの国ではかなりのウエートを占め、そこにおけるガイドの世界は、けっこう奥が深そうな気がしてきた。(この話は後日・・・)
by take2zeronine
| 2012-03-31 13:11
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