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2012年 03月 30日
たまたまだけど、ぼくは森林を所有している。 それを端的に表す言葉に、「昔は柱1本で大工さん1日の手間賃」と言われてたのが、今では柱10本分くらいになるかもしれない市場性だからだ。 つまりグローバル化に伴って、自動車産業の代わりに解放した分野に林業もあって、北欧や北米の輸入材の価格に国産材がとても太刀打ちできないからだ。 いくら国が補助金を出してもだ。 林業は世代を渡って100年単位で継続していく事業で、個人ではとても一代でその成果を得るようなものではありません。 個人所有の放置森林がいたるところででているのは、相続した次の世代の人たちに、山への愛着がなければ、資産価値のない不動産を持っている意味合いがなくなるのは、致し方ない話だ。 それで親父が植えた山の木は、森林の所在を林班小班でいう表現にならえば、25林班に2カ所、002、003小班のカラマツと092小班のトドマツのひとかたまり、024小班のカラマツと088小班の天然林のひとかたまり。 面積内訳は、2.48haのカラマツと0.8haのトドマツ、3.4haのカラマツと1.32haの天然林となる。 今年の間伐の前半は1969年生のトドマツ0.8ha、後半が1950年生のカラマツ3.4ha、きのう(3月29日)から後半に入った。 前半の数値的総括をするとこうなる。 現在0.8haのトドマツは間伐前で528本260本間伐して間伐後で268本(335本/ha)、これを11日間大工4人0.2バックホーオペ1人かけて搬出手前の状態まで完了。 材積で32.76立方メートル(建築用材)とパルプ36.0立方メートル、本数で268本(0.2565/本)となっている。 建築用材は土場で天然乾燥させて、当社独自の用途で高付加価値化する。 物語性を持たせたそんな展開が、やっとユーザーにも支持されるようになってきたのはありがたい。
森林国日本のさらに自然に恵まれた北海道、同じ生物としてこの環境を守って世紀をまたいで共存していく。 そこに独自の環境がある限り、森林や住まいがグローバルになんてなりえない。 □現在この森林は、武部建設の社有林になっている。
by take2zeronine
| 2012-03-30 08:32
| ●トヨエモン/どこから来たのか
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