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2011年 08月 02日
第3回桑沢会の翌日、『パウル・クレイ展』を観てきた。 大学の卒論のテーマが「バウハウス」だったK・O が、観に行くべきだと、きのう薦めてくれたからだ。 それで急遽二女と三女との昼食を、品川からそこのレストランに変更して、11時半に待ち合わる。 ぼくは開館時間の10時にあわせてホテルをチェックアウトした。 きのうの晩飯は、ホテルからTBS方向へ1回往復した結果決めた、博多もつ鍋屋さんでひとりで食べた。 生ビールと泡盛と豆腐のステーキとみそ味のもつ鍋で、¥3000くらいだったかな。一人だったせいか、イマイチの晩飯になった。 そこできょうの朝飯だ。 地下鉄赤坂駅を目指して、TBS方向へ右側歩道を歩いていく。最初に出くわした店が「すき家」だった。牛丼は嫌いじゃないので、迷わず入る。昔はメニューもシンプルに、並と大盛りくらいだったのが、今はバラエティに富みすぎている。 迷わず注文は並、と言って、カウンター席につく。 店員は、気が付くとたった一人。厨房から配膳からレジから片付けまで、必死になっていやっているが、追いつかない。当然注文とレジを優先していくので、片付けきれない食べたあとの食器が、椅子席に放置されたままだ。 朝のなので一人なのか、相方が休んだのか、仮にそれが標準的人員の配置だとしたら、過剰な労働のように見えた。 味は許される範囲だったけど、雰囲気が良くなかったので、¥280を払って早々に店を出る。 美術館の向かいのお堀際のちょっとした空地に、ベンチが2カ所と江戸時代の竹橋の貴重な写真と地図が、全天候仕様のパネルになって、石の台座に掲げてあった。そのポケットパークの木陰のベンチで、ダラダラの汗を拭きふき読書をしながら、一休みする。 開館になって、当日売り場に並ぶ。今月いっぱいの会期なのか、すでに2~30人、人気の程がわかる。入館して、荷物をコインロッカーに入れ、エアコンの効いた中で、一息つく。 11時半まで1時間半、見応えがあるといわれていたので、さっそく展示スペースに入っていく。 自画像→アトリエの中の作品たち→プロセス1→2→3→4→特別クラスの作品たち→ベルンのアトリエ窓とドアと映像で終わる。開館早々びっしりの人たちで、いっぱいだ。2~300人は、常時観ていたと思う。思わず、いったい1日何人入っているのか、と係の女性に聞いたら、5月31日から始まって、先日の日曜日24日で、10万人突破したとのこと。すごいですね。 ぼくは1500円払って入ったけど、平均1000円として1億円の収入である。これだけの作品をそろえるのに、それなりにかかったとしても、大したものと言えよう。企画さえよければ、美術館ビジネスもいいんじゃないかな。 そう思いながら出口のベルンのアトリエに着いたのが、11時20分。この様子だとレストランも混むだろうと、約束の10分前だけど、先に入って席を確保する。 グラスの赤ワインを注文して娘たちを待ちながら、1杯目がなくなりかけた頃、3人が揃う。近況を話ながら、食事をとる。 案の定、混み合ってきて待ち席もいっぱいになる。1時過ぎくらいまでゆっくりして、さすがに混んできたので出る。帰りの飛行機までまだ時間があったので、地下鉄駅直結の毎日新聞の入るパレスサイドビルの喫茶店にまた入って談笑。 ビル自体の設計は、日建設計若き日の林昌二の作で、半世紀近くなるのに未だに健在で、色あせていないし、なりより雰囲気がいい。そんなことを多少なりとも建築に興味を持っている二女に語りながら、近美から歩く。 別れ際にこづかいをふたりに渡し、父の威厳を多少なりとも示しておく。 そんなこともあってか、駅の改札口までふたりでついてきて、見送ってくれた。 堀端のポケットパークにあった江戸期の図、当時の様子がよく分かる。 これは開門前、30分くらい前から開門してチケットを買う人が、列を作りだす。 例のデザインに組み込まれた縦樋も健在なパレスサイドビル、エレベーターコアの白が映えていた。
by take2zeronine
| 2011-08-02 09:31
| ●エンターティメント/感動感激
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