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2011年 04月 25日
住居としての最小限のヴォリューム ぼくの生まれる前年1952年、増沢洵の自邸、最小限住居が竣工する。 『いえのえほん28』にも書いたけど、決して窮屈さを感じさせない生活空間のヴォリューム、それはいったいどんなものなのだろうか? 以外に快適で、豊かな現代生活を楽しむことが出来る最小限な住居。 4月23日(土)24日(日)と「結ホール」で展示会のイベントを行った。 その中で、以前から練り続けていたプラン『7.5cube×3box』のひとつ分のcubeの原寸モデルを展示してみたのだ。7.5とは7尺5寸のことで、ぼくが手を伸ばした時の指先いっぱいまでの長さや高さで、その内寸の立方体の空間ヴォリュームのことだ。 ひとつは玄関とキッチン(W=1500)のcube1、ふたつめはトイレ洗面洗濯シャワーのcube2、そして三つめが寝室書斎のcube3、そのcube3を原寸で展示したのだ。 それが思いの外、ちょうどいい具合なのだ。計算された広さ、3.1帖ほどが4帖半には見える。天井高さの7.5尺が一般的な2.4m(8尺)と同じ感覚になる。やっぱりいい具合なのだ。 大人がいい具合だと子供たちの本能的感性をも、大いに刺激するらしい。 一時、子供たちが7、8人集中して来場してきたときがあった。みんな7.5cubeの中に入り込んで、ベッドに上がったり降りたりワイワイやっていた。そん状況をのみ込んでも、余裕だった。完全に幼稚園化していた。 だから、大人が数人のパーティーも可能だと思う。 そんな中、これを子供部屋に入れ込むので、欲しいという人が現れる。 じゃあ、どうだろう、大人が住居として成立するための7.5cubeだから、今度は2Mcubeの最小空間の部屋としては。 コストを算出、はたしてその価格は受け入れられるだろうか? cube1が玄関キッチンゾーン、cube2がトイレ洗面洗濯シャワーゾーン、そして今回原寸モデル展示のcube3が寝室書斎ゾーン、方位は、下が南 ベッドの天井高は、1050ミリ。この決定は、悩ましかった。なぜならベッド下の部分とのバランスがあるからだ。結果、ベッド下は、合板下で1200ミリ。 座高の高いぼくでも、頭はぶつからないようだ。
by take2zeronine
| 2011-04-25 18:44
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